「ロビー活動」の版間の差分

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ロビイストを雇用する団体は、多くの場合政治家への[[政治献金]]も同時に行っている。このため、ロビー活動が政治の腐敗と関係づけられることも多い。政治家が国民の主義主張ではなく、特定の後援者の利益に沿った政策を唱えることに批判がなされている。
 
ロビー活動のシステムの支持者は、「政治家が利益団体や[[選挙区]]の利益に沿った政策を唱えるのは理にかなっている。民主主義とはそのようなものである。ロビイストはその手助けをしているにすぎない」と主張している。また「議員や官僚は、当該案件について充分な知識を持っていないことが多い。専門知識を豊富に持つ業界側が、接点となるロビイストを通じて情報提供を行うことは当然であり、国家にとっても必要不可欠である」と主張している。また「議員や官僚は、当該案件の反対派のロビストからも情報提供を受けるので、裁判所の対審構造と同じように機能している」と主張している。
 
上にあげたロビー活動の対象者に直接接触せず、世論を変化させることで政策を変更させようとする運動はアウトサイド・ロビー活動(outside lobbying)または'''草の根ロビー活動'''(grassroots lobbying)と言われる。一方で、[[政治家]]が[[草の根運動]]を装う[[自作自演]]行為は、[[アストロターフィング]](人工芝運動)と称される。ただし、アストロターフ・ロビイング(人工芝ロビー活動)は、有権者が政治家に対して手紙やメールなどを大量に送りつけることを意味する。
 
==各国の事例==
===日本===