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+ チューインガム、噛みタバコ
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'''咀嚼'''(そしゃく)とは、摂取した[[食物]]を[[歯]]で咬み、粉砕すること。このときに[[食物]]と[[唾液]]とが混じり合う。これにより[[消化]]を助け、[[栄養]]をとることができる。噛むなどとも表現される。また、「食物の咀嚼」とは別に「物事や言葉の意味をよく整理して理解すること」という意味で使われるケースが多い。
 
もっぱら咀嚼運動のみでその風味その他を楽しみ味わう嗜好品に、[[チューインガム]]、[[噛みタバコ]]などを挙げることができる。
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日本には「噛む」という風俗は存在しなかった(日本大百科全書「チューインガム」(河野友美 執筆))。
== 役割 ==
咀嚼は単に食物を粉砕し、唾液と混ぜ、嚥下(えんげ)しやすくするのみでなく、口腔内を刺激することにより各臓器の消化液の分泌を促進し、口腔内の自浄を行い、また、食物と共に口腔内に進入した異物の除去などの役割がある。また、[[脳]]内の[[血液]]量の増加、覚醒効果やリラックス効果、噛むことは歯を丈夫にするだけでなく、[[肥満]]、[[認知症|ぼけ]]、[[視力]]低下、姿勢悪化、[[う蝕|虫歯]]、[[悪性腫瘍|ガン]]などを予防し、[[内臓]]の働きを助け、[[大脳]]の働きを活発にし、[[精神]]を安定させ、ダイエット効果もある。
何より食事を美味しく食べられるなど効果は計り知れない。
そしてよく噛むことで顎の筋肉を使うため、顎が引き締まり顔がすっきりするとも言われる。
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== 咀嚼系 ==
咀嚼に関わるシステムを咀嚼系(咀嚼器官)という。咀嚼のみならず[[発音]]や[[嚥下]]にも関わる。咀嚼系に含まれる組織は以下の通りである。<!--唾液腺は咀嚼系にはいりませんか-->
 
* [[顎骨]]