「クリフォード・D・シマック」の版間の差分

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== 作風 ==
シマックの作品には同じ基本的考え方とテーマが繰り返し登場する。まず第一に共通するのは、故郷のウィスコンシンの風景である。田舎の無愛想な個人主義的キャラクターの典型として、「大きな前庭」の主人公ハイラム・テインが挙げられる。ハイラムの飼い犬タウザーの設定もシマック作品によく見られる。田園を舞台としていても、常に田園牧歌的とは限らない。''Ring Around the Sun'' で描かれるのは不寛容と孤立主義に支配される田園である。
 
シマックの作品は達観した思慮深い田園的なものから純粋な恐怖を描いたものまで様々である。「大きな前庭」に代表されるユーモア小説もある。