「冤罪死刑」の版間の差分

:本作の主人公。大手新聞記者であり、大阪在中であるが事件当時は現場の京都に居た。当時も記事担当であった事から３年前の春園乙女の誘拐殺人事件の真相を究明する。仕事が忙しい為、すれ違いがあり妻とは別居中。過去に老刑事である村上に命を救って貰った過去がある。

:死刑判決を受けた山崎哲也の後任弁護士。敏腕であるが山崎の弁護を引き受けたのには大きな理由があった事が終盤で判明する。弁護士の前に母親と言う事が恩田を巻き込むトラップとなる。

:連続少女殺害事件の犯人で、すでに死刑が確定し、大阪拘置所に収監されている男。恩田と希久子の調査により、春薗乙女誘拐殺人事件の真犯人として浮上する。女性に対する妄想癖の為に１０歳の女児２名を殺害。子連れの池端仁美と結婚したが連れ子の理沙を実の娘の様に可愛がっていた。自分の欲望が抑えられない限界を悟り２人の前から疾走してから事件を起こす。家電販売店に勤務していた。番組終盤で刑が執行される。

:車に春園乙女の毛髪があったことから逮捕され第2審判決で死刑判決が下された。事件が起こる数日前にぬいぐるみを忘れた乙女の家に届けに来ている。事件前に骨髄バンクに登録していた。自動車ディーラーに勤務しており、春園家の担当だった事から乙女殺害の容疑者とされた。番組終盤でも彼が本当の真犯人であったかは確証がない。

:3年前の誘拐事件では身代金の受け渡し役を行った。夫・秀紀には引け目があったものの自分が出産した乙女への愛情は強く、犯人とされる山崎には憎しみを持っている。しかし恩田の取材から真実を望み、秀紀まで疑う様になる。