「マーク・ウェバー」の版間の差分
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その後は[[2010年ドイツグランプリ|ドイツGP]]をのぞく4戦中3戦で予選2位を獲得、ベッテルがミスを繰り返すのと対照的に安定した走りでその間2勝している。特に[[2010年イギリスグランプリ|イギリスGP]]では自身が装着していた新型フロントウィングを午前中のフリー走行突然脱落させたベッテルに「盗られる」という逆境をものともせず、スタートでトップに立つとパンクで後方に下がったベッテルをしり目に余裕のトップチェッカーを受けた。このときウェバーはチームへの無線で「ナンバー2にしては上出来だろ?」と皮肉とも嫌味とも取れる発言を行っている。
また第12戦[[2010年ハンガリーグランプリ|ハンガリーGP]]では予選2番手につけたが、決勝ではスタートで[[フェルナンド・アロンソ]]にかわされ3位に後退してしまう。しかし、レース序盤にセーフティーカーが出た際にステイアウトしトップに浮上すると、レース再開後には2位を走行していたベッテルがドライブスルーペナルティーを受けて後退したこともあり、後続を引き離し十分なリードを築く。ピットストップ後もトップを守り優勝した。
その後もランキング2位以内をキープし続けるが、大雨の[[韓国グランプリ|韓国GP]]で自らのミスによりスピンしてリタイア。 ;2011年
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開幕戦[[2012年オーストラリアグランプリ|オーストラリアGP]]では4位入賞を果たす。なお、ウェバーの母国GPであるオーストラリアGPでの4位はF1における自己最高リザルトである。
続く第2戦[[2012年マレーシアグランプリ|マレーシアGP]]、第3戦[[2012年中国グランプリ|中国GP]]、第4戦[[2012年バーレーングランプリ|バーレーンGP]]においてもベッテルが苦戦するのに対し、安定した走りを見せ開幕から4戦連続4位入賞を果たした。
第6戦[[2012年モナコグランプリ|モナコGP]]ではポールスタートからロズベルグやアロンソらの追撃を振り切りモナコ2勝目を達成した。また、モナコ2勝以上達成した初のオーストラリア人ドライバーとなった。[[2012年ヨーロッパグランプリ|ヨーロッパGP]]は予選19番手に沈んだが、そこから追い上げを見せ4位を獲得した。[[2012年イギリスグランプリ|イギリスGP]]ではトップのアロンソを残り5周で抜きシーズン2勝目を挙げたが、これがF1での最終勝利となる。同グランプリ後、チームとの契約を2013年まで延長し
;2013年
開幕戦[[2013年オーストラリアグランプリ|オーストラリアGP]]では6位とこの年も表彰台を逃した。第2戦[[2013年マレーシアグランプリ|マレーシアGP]]では終盤に差し掛かりピット戦略でベッテルをかわし首位を走行。この段階でウェバーはプライムタイヤでピットアウト、ベッテルはオプションタイヤで2位走行。
▲第2戦[[2013年マレーシアグランプリ|マレーシアGP]]では終盤に差し掛かりピット戦略でベッテルをかわし首位を走行。この段階でウェバーはプライムタイヤでピットアウト、ベッテルはオプションタイヤで2位走行。レッドブルの2台に争わないようチームオーダーが出るが、従ったウェバーに対し無視したベッテルが暖まらないタイヤで走るウェバーに勝負を仕掛け、ウェバーは優勝をさらわれる。憤慨したウェバーが表彰台控え室でベッテルに'''「マルチ21だろ?セブ」'''(マルチ21とは、レッドブルの順位固定のチームオーダーの暗号)と問いかける場面が全世界に放送された。この事件を機にベッテルとウェバーの確執は後戻りのできないものになった。<br />
[[2013年イギリスグランプリ|イギリスGP]]前に今シーズン限りの引退・及び来年から[[ポルシェ]]から[[FIA 世界耐久選手権|WEC]]に参戦する事を発表。その後は度々表彰台に上るも勝利には至らず、終盤9連勝を達成したベッテルの影に隠れる形でF1のキャリアを終えた。ラストレースとなった最終戦[[2013年ブラジルグランプリ|ブラジルGP]]ではレース後のインラップでヘルメットを外して走行し、観衆の声援に応えた。▼
▲[[2013年イギリスグランプリ|イギリスGP]]前に今シーズン限りの引退・及び来年から[[ポルシェ]]から[[FIA 世界耐久選手権|WEC]]に参戦する事を発表。その後は度々表彰台に上るも未勝利に
===F1引退後===
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