「ロータリーエンジン」の版間の差分

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* 1970年にドイツの[[DKW]]がハーキュレスW2000をドイツIFMAモーターサイクルショーで発表。1973年に限定生産、1974年に量産を開始し、1,800台程度を販売したとされる。W2000は世界初のロータリーエンジン搭載オートバイだった。エンジンは[[ザックス (オートバイ)|ザックス]]が開発したものがベースとなっており、ザックスはロータリーエンジンの製造を取りやめたあと関連機材を[[ノートン・モーターサイクル|ノートン]]に売却している。
* 1972年の[[東京モーターショー|第19回東京モーターショー]]に[[ヤマハ発動機|ヤマハ]]がヤンマーディーゼル(現・[[ヤンマーホールディングス]])と共同開発したロータリーエンジンを搭載したプロトタイプRZ-201を出展するが、第一次オイルショックの影響等により市販を断念し試作のみに終わる。排気量は330cc×2ローター。
* 1975年-76年 [[スズキ (企業)|スズキ]]が単独でハウジングのメッキ技術を含む開発を行い、497cc×1ローターのロータリーエンジン搭載した[[スズキ・RE-5|RE-5]]を販売(輸出専用車)。レシプロエンジンに比べ、排気管周りの発熱は数段大きかった。第一次[[オイルショック]]と重なり、少数の生産のみにとどまったが、約6,000台を生産した。米国からのバックオーダーは2万台であったという。型式はRE-5Mが初期型で最終型はRE-5A。M型は[[ジョルジェット・ジウジアーロ]]のデザインでつとに有名。当時、次期RE-5の計画試作が始まっており、そのほか、[[汎用エンジン|汎用]]小型ロータリーエンジンもすでに試作を終えていた。
* [[イギリス]]の[[ノートン・モーターサイクル|ノートン]]は1970年代にロータリーエンジンの開発に乗り出し、[[1981年]]の[[警察]]用[[ノートン・インターポール2|インターポール2]]([[国際刑事警察機構|インターポール]]の名を持つが、用途はいわゆる[[白バイ]]である)を手始めに、一般向けのクラシック、[[ノートン・コマンダー (オートバイ)|コマンダー]]、F1、F1スポーツ、競技用のRC588、RCW588、NRS588などの水冷2ローターエンジン搭載のオートバイを[[1992年]]まで生産していた。うちTT-F1に出場させたものはマツダの技術協力を得ている。2009年、ノートンの経営主体の変更により、ロータリーエンジン搭載マシンの開発も復活し、レース用のNRV-588とその公道版の開発が進められている。
* [[オランダ]]のバンビーンも水冷2ローターのOCR1000を少数ながら生産していた。