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=== 回天特別攻撃隊菊水隊 ===
[[File:USS Mississinewa (AO-59) 20 November 1944B.jpg|thumb|right|250px|回天特攻によって横転したミシシネワ]]
先遣部隊([[第六艦隊 (日本海軍)|第六艦隊]])は潜水艦5隻(伊36、伊38、伊41、伊44、伊46)および回天による敵艦隊拠点奇襲攻撃([[玄作戦]])を、11月上旬に実施する予定で計画を進めていた<ref name="叢書九八393a">[[#叢書98|戦史叢書98巻]]、393頁「出撃」(菊水隊)</ref>。だが1944年(昭和19年)10月上旬より米軍機動部隊の行動が活発化([[十・十空襲]]、[[台湾沖航空戦]])、日本軍は[[捷号作戦]]を発動する<ref name="叢書九八363">[[#叢書98|戦史叢書98巻]]、363-364頁「台湾沖航空戦と潜水部隊の出撃」</ref>。玄作戦準備中の第15潜水隊も台湾沖航空戦の残敵掃蕩(誤認)に駆り出された<ref name="叢書九八363" />。
10月17日の[[レイテ島の戦い]]生起<ref>[[#叢書102|戦史叢書102巻]]、259頁「昭和19年(1944年)10月17日」</ref>にともない連合艦隊は潜水艦のフィリピン方面集中を下令([[レイテ沖海戦]])、玄作戦投入予定の潜水艦もフィリピン方面に投入されたので<ref>[[#叢書98|戦史叢書98巻]]、367-371頁「比島沖海戦における潜水艦戦/米軍のレイテ島上陸」</ref>、最初の玄作戦は変更を余儀なくされた<ref name="叢書九八393a" />。そこで回天搭載のため改造整備中の潜水艦3隻(伊36、伊37、伊47)をもって、新たに玄作戦を実施することになった<ref name="叢書九八393a" />。
[[周防灘]]で最後の総合訓練を実施。