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テニアン島は、かつて[[先住民族]]の[[チャモロ]]人が自給自足の暮らしを送っていた。[[マリアナ諸島]]が西洋人に「発見」されたのは[[1521年]]の[[フェルディナンド・マゼラン|マゼラン]]の世界一周航海の途上であった。この時マゼランは[[グアム島]]に上陸し、[[ロタ島]]を望見したが、テニアン島にはやって来なかった。
 
140年後の[[1668年]][[6月16日]]、[[カトリック教会|カトリック]][[司祭]]で[[イエズス会]]宣教師の[[{{仮リンク|ディエゴ・ルイス・デ・サンビトレス]] (|en|Diego Luis de Sanvitores)San Vitores}}ら5人が[[グアム島]]に上陸してキリスト教布教を開始。サンビトレスはマゼランによってラドローネス諸島(ラドローネスとはスペイン語で盗賊、泥棒の意)と名づけられた島々をマリアナ諸島([[スペイン]]妃[[マリアナ・デアウストリア|マリアナ]]より)と名付けた。当初布教活動は順調であったのだが、宣教師が住民の旧習に干渉するようになってから住民の間で不満が高まり、1670年に[[ルイス・デ・メディナ]] (Luis de Medina) が殺害され、サンビトレスもグアムで殺害された。
 
スペインの支配が確立した後、[[1695年]]にスペインは島民全員を[[グアム島]]に強制移住させ、テニアンは無人島となった。19世紀の中頃からはスペインにより同島は牛や豚の放牧地となったが、後に放棄されテニアンは野生化した家畜のみが住む島と化してしまった。
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:テニアン島北東にあるサンゴ礁でできた岩場で、岸壁に複雑な穴が空いていて、波が押し寄せるたびに潮が10m近く吹き上がる。
*テニアングロット
:サイパンの[[グロット (サイパン島)|グロット]]と同様に、ダイビングスポットとなっている海中洞窟。水深10メートル〜20メートルで、様々な熱帯魚が生息している。
*サンホセ教会鐘楼
:サンホセ教会の庭に建っている17世紀末のスペイン統治時代の鐘楼。高さ20mほどの鐘楼には、太平洋戦争で被った砲弾の跡がたくさん見受けられる。現在では、テニアンのシンボルとして「ベル・タワー」と呼ばれている。