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'''キージ宮殿'''([[イタリア語]] :''' Palazzo Chigi''')Chigi)、[[イタリア]]・[[ローマ]]市内のにある[[パラッツォ]](宮殿)であり、[[)。イタリア]]の[[イタリアの首相|閣僚評議会議長]]官邸として使われている建造物である。
 
宮殿は[[コロンナ広場]]や[[コルソ通り]]に隣接している。[[アルドブランディーニ家]]のために[[1562年]]に[[ジャコモ・デッラ・ポルタ]]が作り始め、[[1580年]]に[[カルロ・マデルノ]]が完成させた。[[1659年]]には[[キージ家]]が購入し、<ref>{{cite web|url=http://www.travelplan.it/rome_guide_palaces_villas_gardens.htm|title=Palaces, Villas and Gardens|work=Rome Guide Italy|publisher=Travelplan.it|accessdate=2007-05-19 }}</ref> その後Felice della GrecaとGiovan Battista Continiが改築した。 5階建ての建築物で広い階段と噴水のある内庭、大きな書庫がある。<ref>{{cite web|url=http://www.romeartlover.it/Vasi22.htm#Palazzo%20Chigi| accessdate=2007-05-19 |title=Piazza Colonna |author=Roberto Piperno|author2=Rosamie Moore}}</ref>
 
[[File:Sala del Consiglio dei Ministri (Palazzo Chigi, Roma).jpg|thumb|left|閣僚評議会に使われている会議室]]
 
[[1878年]]に在イタリア[[オーストリア=ハンガリー帝国]]大使の住居となり、[[1916年]]に国有化された。その後は植民地大臣や外務大臣の住居となったのち、[[1961年]]からは閣僚評議会に使われるようになった。
[[Image:Palazzo-aldobrandini-chigi.jpg|thumb|18世紀のキージ宮殿([[ジュゼッペ・ヴァシ]]による)]]
キージ書庫は数千もの様々な写本があり、かつてキージ家出身の[[アレクサンデル7世 (ローマ教皇)|アレクサンデル7世]]の個人書庫でもあった。それゆえ、[[ベネディクトゥス15世 (ローマ教皇)|ベネディクトゥス15世]]の代より、バチカンはこの書庫を手に入れようとしたが資金不足であった。 そこで、[[ピウス11世 (ローマ教皇)|ピウス11世]]は[[ピエトロ・タッチ・ヴェントゥーリ]]を[[ベニート・ムッソリーニ]]のもとに派遣し、書庫をバチカンへ無償譲渡することに成功させた。
それゆえ、[[ベネディクトゥス15世 (ローマ教皇)|ベネディクトゥス15世]]の代より、バチカンはこの書庫を手に入れようとしたが資金不足であった。 そこで、[[ピウス11世 (ローマ教皇)|ピウス11世]]は[[ピエトロ・タッチ・ヴェントゥーリ]]を[[ベニート・ムッソリーニ]]のもとに派遣し、書庫をバチカンへ無償譲渡することに成功させた。
 
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