「バングラデシュ」の版間の差分

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バングラデシュは内外問わずに援助を受けているにもかかわらず、過剰な人口や政治[[汚職]]などによって未だに[[貧困]]を脱しきることが出来ないでいる。バングラデシュの発展を阻害しているものとしては、多発する[[サイクロン]]やそれに伴う氾濫などの地理的・気候的要因、能率の悪い国営企業、不適切に運営されている[[港]]など[[インフラ]]の人的要因、[[第一次産業]]のみでは賄い切れない増加する労働人口などの人口要因、能率の悪い[[エネルギー]]利用法や十分に行き渡っていない[[電力]][[供給]]などの資源的要因、加えて政治的な内部争いや[[汚職]]などの政治的要因が挙げられる。
しかし近年は後述の通り繊維産業の台頭により2005年~2015年にかけては年平均6.2%と高い経済成長率を記録している<ref>https://www.jica.go.jp/bangladesh/bangland/about1.html</ref>。また膨大な労働人口と安い労働コストが評価され、[[NEXT11]]にも数えられてる。
 
=== 農業 ===
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[[File:Garments Factory in Bangladesh.JPG|thumb|バングラデシュの服飾工場]]
 
繊維工業の発展は、経済成長によって繊維生産が不振になり始めた[[大韓民国|韓国]]や[[香港]]からの投資をきっかけに、[[1970年代]]に起こり始めた。近年では[[中華人民共和国|中国]]の労働コスト上昇に伴い、バングラデシュの廉価な労働コスト(月給が中国の1/3)が注目されており、[[繊維]]製品等の[[軽工業]]製品の輸出は増大している。これにより、ようやく軽工業が発展し経済発展のキッカケつかもうと果たしている。また膨大な人口と安い労働コスト、繊維産業の成長などが評価され、[[NEXT11]]の一国ともなった。現在、バングラデシュの輸出の80%は繊維製品によって占められている。[[チャイナリスク#チャイナプラスワン|チャイナ+1]]の製造国として非常に注目を集めており、大手繊維メーカーなどの進出が多く行われており、バングラデシュ経済を担う一大産業となっている。
 
=== 重工業 ===