「グロッケンシュピール」の版間の差分

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音板は、共鳴箱を兼ねた箱に収められるか、箱を使わずに共鳴管の上に並べられる。通常スタンドにセットされ、通例 立奏のスタイルで演奏される。
 
音域はF57-C88の2[[オクターブ]]半が基本であり、各メーカーが音域を(特に高音側に)拡張した製品を販売している。大型のものでは、C52-F93の3オクターブ半の音域をもつ楽器もある。普通、楽譜には2オクターヴ低く書かれる(楽譜より2オクターヴ高い音が出る)ため、[[移高楽器]]に分類される。
 
大型の楽器の中には、ヴィブラフォンのようなペダル式のダンパー機構(音を止める装置)を備えているものがある。このような楽器は演奏の自由度の高さから少しずつ普及し始めている。楽器の価格帯や持ち運びの不便さ、ボックス型との音色の違いなどからボックス型にこだわる奏者もいる。また、ボックス型の楽器の中にも、手で操作するタイプのダンパー機構が備えられている楽器も存在する。こういったダンパー機構を備えていない楽器では、手でミュートする事で、音の長さをコントロールする。