「ドン・ウィルソン (ギタリスト)」の版間の差分
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'''ドナルド・リー“ドン”・ウィルソン'''('''Donald Lee "Don" Wilson''', [[1933年]][[2月10日]] - )は、アメリカ
==略歴==
最初に手にした楽器は[[ティップル]]という10弦の楽器で、その後[[トミー・ドーシー]]に憧れて[[トロンボーン]]のレッスンを受ける。やがてティップルからギターに持ち替え、高校時代に[[レスリング]]の選手としてステートチャンピオンを目指す。高校卒業後は片手間仕事を務めた後に陸軍に入隊、[[マーチングバンド]]のメンバーとしてトロンボーンを担当する。除隊後は中古車のセールスマンや建築現場の仕事をしながらギターの練習を重ねる。
[[1959年]]、当時勤務していた中古車ディーラーにたまたま訪れた[[ボブ・ボーグル]]と出会い、たまたまリアシートに載せてあったギターケースを見つけたことから、音楽の話で二人は意気投合し、ボブの口利きによってボブ
そしてドンの母親ジョシーの助力を得て、プライベートレーベル(現在で言うところの「[[インディ・レー ファンからは「ドンさん」の愛称で親しまれ、ステージ上ではおどけて見せたり、コミカルなシーンを演出するなど、ショーマンシップに溢れ
好きな日本食はラーメン、すき焼き、寿司、居酒屋メニュー等である。
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==演奏スタイル==
ドンの演奏は、基本的に[[ギター・パート]]の中で常に[[バッキング]]を担当するリズムギターであり、メインになることは無い。しかし、弦を掻き鳴らすノイズを盛り込んだり、歯切れのいい[[コードストローク]]をリズミカルに展開することから、「メロディを弾かないリードギター」と言われることもある。近年は「[[パイプライン (曲)|パイプライン]]」や「[[ダイアモンド・ヘッド (曲)|ダイアモンド・ヘッド]]」などで聴くことができる、日本中に[[エレキブーム]]を巻き起こした「テケテケテケテケ…」の際に、最後の3〜
使用する弦はghs社製のミディアムゲージ(.011〜.050)という太い弦を使用している。一時は.012〜.052というかなり太いゲージの弦を使用していた。演奏の際にはコードストロークでは薄めのピック、「テケテケ」の際には厚みのある物と使い分けている。インタビューで「リズムギターもその存在を主張するべきと言うのが、僕の"リズムギター論"なんだ」「リズムギターでロックンロールするということを常に考えてきた」と語っている<ref>[[シンコーミュージック]]「エレキギターブック・ザ・ベンチャーズ50周年記念号」の再録インタビューより</ref>。
アンプの音作りは極めてクリアな音質にセットしている。[[カノウプス]]から彼との共同開発によって発売されたギターアンプ"サーフリバーブ"は、アンプに内蔵されたリバーブの性能や音質を含め、彼の理想を実現したクリアな音質を持っている。
エフェクターは ステージでは、リズムギターのみならず2〜3曲歌うことが定番化している。[[M&Iカンパニー]]からリリースされたベンチャーズのアルバムの中には、ドン・ウィルソンのヴォーカルを全面的にフィーチャーしたアルバムも存在する。また、ベンチャーズの曲で"The Twomp"という歌入り曲があるが、この曲は元々ドン・ウィルソン本人のソロ名義でリリースされていたものである。
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*[[フェンダー・ジャズマスター]] - 1962年頃から1963年まで使用した時期と、1973年から2000年代前半まで使用していた時期がある。90年代にはフェンダージャパンからシグネイチャーモデルも出ていたが、ドン自身は1973年から使い出した1966年製の個体を長く愛用していた。
*フェンダー・[[ストラトキャスター]] - ごく初期に使用。
*[[ギブソン・SG]] - 1969年から1973年まで使用。唯一のギブソン製
*[[アリア (楽器ブランド)|アリア]]・ベンチャーズモデル
*Wilson Brothers The Ventures Signature Model
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