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[[ファイル:Goya - Caprichos (49).jpg|thumb|200px|[[フランシスコ・デ・ゴヤ|フランシスコ・ゴヤ]]の画によるゴブリン(1799年)。]]
'''ゴブリン'''({{Lang-en-short|goblin}})は、[[ヨーロッパ]]の[[民間伝承]]に登場する[[伝説の生物一覧|伝説の生物]]である。まれに「'''ガブリン'''」とも表記される{{要出典|date=2018-10}}。ゴブリンの由来は、[[語源辞典]]『[[オンライン・エティモロジー・ディクショナリー]](Online Etymology Dictionary)』によれば次の通り<ref name="etymonline"/>
== 概要 ==
{{出典の明記|section=1|date=2018-10}}
ゴブリンは、ヨーロッパの民間伝承やその流れを汲む(主として)[[ファンタジー]]作品に登場する。以下のような様々なイメージで捉えられている。
*ゴブリンとは、邪悪な、または悪意をもった[[精霊]]である。
*ゴブリンとは、おふざけが好きで意地の悪い(だが邪悪とは限らない)[[妖精]]である。
*ゴブリンとは、ぞっとするような醜い[[幽霊]]である。
*ゴブリンとは、[[ノーム (妖精)|ノーム]]または[[ドワーフ]]のこと(またはその一種)である。
 
従って、伝承や作品によってその描写は大きく異なるが、一般に醜く邪悪な小人として描かれることが多い。また、ドイツの[[コボルト]]は、上記のゴブリンのイメージに重なる事もあり、英文ではしばしば「ゴブリン」と訳される。
なお'''ホブゴブリン'''は、密かに家事を手伝う善良な妖精というのが伝承での姿だが、後世ではゴブリンに似たもっと大型の生物とされていることが多い。
== 語源 ==
ゴブリンの由来は、[[語源辞典]]『[[オンライン・エティモロジー・ディクショナリー]](Online Etymology Dictionary)』によれば次の通り<ref name="etymonline"/>。
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goblin (n.)<br>
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というのも、 gobelin は[[ドイツ語]]の[[コボルト]]とは無関係だとも言われる([[コバルト]]を参照せよ)。または、 gobelin の由来は中世ラテン語 cabalus であり、さらにその由来は[[ギリシャ語]] kobalos 「恥知らずな[[ゴロツキ]]・[[ならず者]]」および kobaloi 「ゴロツキたちによって喚び起こされるあくどい霊魂たち」であり、その起源は不明だとも言われる。gobelin は[[固有名詞]] Gobel の[[愛称]]だという他の示唆もある。<ref name="etymonline">{{Cite web |url=https://www.etymonline.com/word/goblin |title=Online Etymology Dictionary |publisher=Douglas Harper |accessdate=2018-10-18}}</ref>}}
 
== 概要 ==
{{出典の明記|section=1|date=2018-10}}
ゴブリンは、ヨーロッパの民間伝承やその流れを汲む(主として)[[ファンタジー]]作品に登場する。以下のような様々なイメージで捉えられている。
*ゴブリンとは、邪悪な、または悪意をもった[[精霊]]である。
*ゴブリンとは、おふざけが好きで意地の悪い(だが邪悪とは限らない)[[妖精]]である。
*ゴブリンとは、ぞっとするような醜い[[幽霊]]である。
*ゴブリンとは、[[ノーム (妖精)|ノーム]]または[[ドワーフ]]のこと(またはその一種)である。
 
従って、伝承や作品によってその描写は大きく異なるが、一般に醜く邪悪な小人として描かれることが多い。また、ドイツの[[コボルト]]は、上記のゴブリンのイメージに重なる事もあり、英文ではしばしば「ゴブリン」と訳される。
なお'''ホブゴブリン'''は、密かに家事を手伝う善良な妖精というのが伝承での姿だが、後世ではゴブリンに似たもっと大型の生物とされていることが多い。
 
== ゴブリンの登場する作品 ==