「消去 (心理学)」の版間の差分

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[[オペラント条件づけ]]パラダイムにおいて消去とは、もはやそれへの反応が提供されていないのに、強化された行動を維持しつづけようとするプロセスである。
 
オペラント消去は、もはや出力が発生していないため、強化された行動が徐々に減少していくという点で、忘却とは異なる<ref>{{cite book|last1=Vargas|first1=Julie S.|title=Behavior Analysis for effective Teaching|date=2013|publisher=Routledge|location=New York|page=52|accessdate=22 November 2014}}</ref>。たとえば、机のに登る子どもは、それが周囲の注意をひくという反応により強化さた行動であるため、
周囲が無視で対応し始めたことで徐々にそのような行動をとらなくなる。スキナーの自伝では、消去は、彼の装置が誤って誤作動を起こしていたことで、オペラント反応が消去されることを発見したと記している。
 
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例として、スイッチを押すよう強化されたハトを取り上げる。訓練では、鳩がボタンを押すたびに、強化子として少量のエサを受け取るとする。そのためハトは、空腹になるとボタンを押してエサを受け取るようになる。しかし装置がオフになっていると、空腹のハトは、前回と同じようにボタンを押そうとする。それでエサが出てこないときは、ハトはもう一度行動をやり直すだろう。狂ったような行動の後、ボタンを押しても結果をもたらさないと分かると、ハトのボタン押し頻度は減少していくだろう。
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==脚注==
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