「花の詩女 ゴティックメード」の版間の差分

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: ウォー・キャスターとほぼ同時期に生まれた戦闘人種で、身体能力を増幅されたウォー・キャスターと並ぶ、精神エネルギーを増幅された超人類。杖と腕輪で能力を増幅して魔法のような攻撃を行う。しかしボルテッツの反応速度はウォー・キャスターを下回ることから、ウォー・キャスターと対峙するには非力である。ウォー・キャスターは人殺しの道具だとウォー・キャスターであるトリハロンに批判するベリンに対して、トリハロンはベリンのお付きのムンセンとナナドの二人の警護神官もウォー・キャスターと同じ戦争の道具のボルテッツだと指摘する。その指摘に対し確固たる論的根拠があるわけではないベリンは、二人は人を傷付けたりしないと必死に言い募るもマトモに反論できなかった。
; 聖都ハ・リ
: 詩女の都行きの目的地。詩女が実際に政務などを行う場所で、豊かなオアシスを持ち惑星カーマインの中心となる独立した都市。星都ハ・リとも呼ばれる。詩女などの能力者たちの力と勤勉な民の努力によって栄えている。詩女はハ・リの中央に位置する本宮で公務を行い、政治や学問を司る東の宮、経済と文化を司る西の宮とで運営され、国家国境に左右されずカーマイン全土に影響力を与えている。詩女の言葉を聴きに各地から人々が集まってくる。後に(主人公の)ベリンの功績から彼女の苗字を取って「ラーン」(デザインズ4(DESIGNS4及びFSS13巻より)に改名されることになる。
; 惑星カーマイン
: カーマイン・プラネット。作品の舞台となる惑星の名前で「茜の大地」とも呼ばれる。惑星連合の管理下にある植民惑星の一つで、入植された星で様々な民族が暮らしており、数千年の長きに渡って資源搾取と弾圧が行われてきた歴史を持つ。厳しい自然環境と惑星連合からの搾取で人々は貧しい営みをしているが、民衆は皆平和を望んでいる。人類の生存領域は北半球のみに限られており、その中で更に複数の民族がそれぞれ国家を形成している状況にある。[[中央アジア]]に近い気候や文化様式となっている。
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:セントリーの主。総ての物質の実体化、具象化と言われ、「生命」そのものの主格とまで言われている。詩女以外には姿の見えない他のセントリーと異なり唯一誰でも見える存在だが、その姿は見た人によって全く異なり不定形な存在としかわかっていない。今回劇中ではワラビットのラブの姿をとっていた。
; ドナウ帝国
: 惑星カラミティ・ゴーダース(NT2013年5月号より)にあるトリハロンの母国。30以上の領主を従える強大な軍事力を持つ惑星連合で最大の軍事国家。カーマイン・プラネットをはじめ数多くの惑星を植民地としており、惑星連合評議会でも重要な位置にある。しかし、かつて分離した西の大国太陽王国(ワールドガイド及びDESIGNS4より)とは対立的関係(劇中では、トリハロンに対し「そなたの東の国」と話し掛ける初代詩女のセリフがある)にあり、帝国内部では皇位継承権などを巡る争いの絶えない不安定な面も抱えている。
; ドナウ騎士団
: 惑星連合の中でも強大な軍事力を誇るドナウ帝国が擁する騎士団。劇中に登場したゴティックメードの他にも、リッターGTM・オーバイス(主力)GTM・ライ、ヴァンレティカルGTM・エルベ、デバスGTMルンレー・ラインなども装備している。
; ガーランド
: ゴティックメードの設計開発を担当する技術者の総称。理論のみならず彼らの直感に負う部分も多く、貴重な人材である。個人がガーランドとして設計を行う者もいる一方で、集団で設計開発が行うこともある。ドナウ帝国のゴティックメードは、ドナウ・エンペラー・ガーランドが開発を担当している。