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== 人物とイングランド法への影響 ==
ブラクトンは20年間裁判官を務め、1250年から1260年の間に『[[イングランドの法と慣習法]]』(De Legibus et Consuetudinibus Angliae)を編纂した。ブラクトンの「王は人の下にあってはならない。しかし、国王といえども神と法の下にある。なぜなら、法が王を作るからである。」との[[法諺]]が有名。[[註釈学派]]の[[アーゾ・ポルティウス]]
ブラクトンのこの著作がイングランド法の特質をあらわしているのは、国王裁判官の判決を500も引用しているところである。ヘンリー2世の頃の法官レイナルフ・グランヴィルの論文に比べて、ブラクトンの著作には土地法の判例(case law)がきわめて多く掲載されている<ref>{{Cite book|和書|author=[[フレデリック・メイトランド|F・W・メイトランド]]|year=1981|title=イングランド憲法史|publisher=創文社|pages=P.26}}</ref>。
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