「絶体絶命都市3 -壊れゆく街と彼女の歌-」の版間の差分

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: 声 - [[こやまきみこ]]
: 地震に巻き込まれた高校生。セントラルアイランドの建設工事を受注した「羽月建設」の社長・羽月大悟の娘。氷川の異母妹である。大人しい性格で、一見はか弱いが、氷川のことになると見境無く彼を追うなどの行動力があり、また、里奈を主人公に選んだ場合。選択肢次第では里奈のことを「お姉様」と呼び慕い、同時に心酔したような発言や言動をする等のシュールな一面や彼女が咲にある一言を言った時には嫉妬心を見せるなどのコミカルな面も見せる。氷川のことは実の兄のように尊敬して同時に頼りにもしており、それ故に彼のことを「お兄さん」と呼ぶ事が出来ずにいることを気にしている<ref>それでも終盤では氷川のことを「お兄さん」と呼び、さらには後になって「お兄ちゃん」とも呼ぶようになっている。</ref>。本作のもう1人の同行者だが、咲と違って一緒にベンチに座る事はなく、彼女と2人だけで行動する機会も殆ど無い(選択次第では一度も無い)。ホテル ハイアーバンに居た所を地震に巻こまれ、瓦礫に挟まれて負傷して身動きが取れなくなっていたが、やって来た主人公や咲に助けられ、それ以降は行動を共にする。
: 実は本当の父親は「森田グループ」の会長である森田信輝である。羽月大悟が当時の羽月建設の規模では無理だったセントラルアイランドの工事受注を取るために政府にパイプのある森田信輝に莫大な資金と妻を差し出した結果として森田との間に生まれたが、後に入院中の母が石沢要一の元妻に怨嗟の言葉をぶつけられたショックで衰弱死してしまい、その事から母を犠牲にした羽月と母を蹂躙した森田を、結果的に母の死の遠因を作となった石沢に殺させるという計画を立てる。しかし選択肢次第では主人公のことを慕うようになり、それにより前述の計画を立案したことに疑問を感じるようになる。最終的に森田は計画通り殺害させたものの羽月には島を脱出され、その結果、利用していた石沢に自身が命を狙われる事になる。石沢に人質に取られた際に殺人計画と自らの過去などの全てを明かし、復讐を果たして満足したのか、そもそも自分の望みは何だったのか、何も分からなくなったまま直後に屋上から落ちそうになった石沢を助けようとして代わりに転落する。この時の主人公の選択で生死が分かれ、助けようとした場合は共に転落し、後に救助ヘリとそれに搭乗していた咲か、通り掛かった船に救助される<ref>但し、それまでのプレイ次第では救助が来る前に二人共衰弱死するバッドエンドとなる。</ref>。助けようとしなかった場合はそのまま行方不明となる(エピローグの咲からのメールによると発見されなかった模様)。
: 救出し且つ好感度が高かった場合、父親の罪が明るみに出たものの、自身は氷川共々罪に問われずに済んだこと。高校を辞め、氷川と離れて一人で暮らすようになり、自身の罪と向き合いつつ近くの食堂で働いていることを主人公に送った手紙で明かし、食堂に食べに来るように誘う。
 
=== サブキャラクター ===
; 氷川 慶介(ひかわ けいすけ)
: 声 - [[成田剣]]
: 崩壊したセントラルアイランドに出没する謎の刑事で、「羽月建設」の社長である羽月大悟の息子だが、実は石沢の娘である景子の元婚約者で、同時に彩水の異母兄である。彩水から母の仇打ちとして石沢が森田と羽月大悟を殺すように仕向けるという計画を持ちかけられ、結局は断り切れずに協力をする。その後、計画の一端として景子に近付き、婚約するが、それでも計画に反対の意を示していたために石沢を止めるような行動も行う。その後は主人公や咲と出会い、計画を止めるために密かにサポートする。終盤、真相を知った石沢に「景子を愛していたのか?」と問いかけられるも、はっきりとした返答をする事が出来なかった
; 石沢 要一(いしざわ よういち)
: 声 - [[菅原淳一]]
: 地質学者。かつてセントラルアイランドの開発に備わっており、島の地質調査を行ったことがある。また、娘である景子と共に彩水を実の娘のように可愛がっており、それ故に彼女の行動を度々心配していた。セントラルアイランドの地盤が孕む危険性を訴え続けたが、後に危険性の事実を隠蔽した森田と羽月大悟の策略によって学会を追放された。その後は景子が森田と羽月に殺されたことを知り、復讐のために森田を殺害する。その後、混乱の最中にあるセントラルアイランドでもその崩壊の危険性を説くが、同時にもう一人の仇である羽月大悟がすでに島を脱出していたことを知り、娘を失った自分と同じ思いを羽月に味わわせるために彩水を殺害しようと画策する。その後、彩水を人質に取ったものの、最終的には氷川の隙を突いた銃撃や咲及び主人公の行動により計画は失敗。直後終わる。そ一連後、自分の行動が彩水と氷川の計画だった事、景子の死もその計画の一端であった事を知らされ、絶叫。彩水には復讐を果たして満足したのか、氷川には景子を愛していたのかを問いかけ、最後は余震で転落しそうになった所を、自分を利用した張本人である彩水に助けられた<ref>その後の消息は語られていないために不明であるが、おそらくは警察に逮捕されたと思われる。</ref>
; 森田 信輝(もりた のぶてる)
: 声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]
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; 羽月 大悟(はづき だいご)
: 声 - [[緒方賢一]]
: セントラルアイランドの建設工事を受注した「羽月建設」の社長で、氷川慶介の父親。羽月建設の規模では無理だったセントラルアイランドの建設工事の受注を取るために政府にパイプのある森田信輝に莫大な資金と妻を差し出したが、後に森田の秘書である石沢景子を森田と共謀して口封じのために殺害する。その後、セントラルアイランドの崩壊の際には島から逸早く脱出をしており、後に島の欠陥説からなる大地震の責任問題をマスコミに問われるが、事実を否認した上で「文句を言うぐらいなら、島に住まなければよかったんですよ!」と言い放つ。結果、羽月の娘という事になっている彩水に怒りの矛先を向けた避難民が暴徒と化す事になる。彩水が生存し且つ彼女の好感度が高い場合のエピローグでは、事件後全ての罪が公にされることとた事が明らかになる。
; 石沢 景子(いしざわ けいこ)
: 石沢要一の娘で、氷川の婚約者。父を社会的地位から落とした森田グループと羽月建設の真実を暴くために母方の名字を使って森田グループに女性秘書として入社しており、後に真相を突き止めたものの、最後はそれに気付いた森田と羽月によって殺された。