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{{クラシック音楽}}
'''石の花'''((ロシア語:<font lang=ru>Каменный цветок</font>、英語:''The Stone Flower'')は、旧[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[作曲家]]、[[セルゲイ・プロコフィエフ]]が作曲した[[バレエ]]音楽である。[[パーヴェル・バジョーフ|バジョーフ]]の編集したウラル地方の[[民話]]集『孔雀石の小箱』に収められていた民話石の花に基づく(映画『[[石の花 (映画)|石の花]]』も同じ民話を基にしている)。バレエ音楽からプロコフィエフ自身によって3つないし4つの演奏会用管弦楽組曲が作られている
バレエ音楽からプロコフィエフ自身によって3つないし4つの管弦楽組曲が作られている。
 
作曲当時、プロコフィエフは病の悪化により医者から1日1時間しか作曲を許されない状態であり、さらなる病の悪化にともない1日30分にまで作曲の時間を減らされたが、驚異的な速さで曲を完成させた。友人の[[ニコライ・ミャスコフスキー|ミャスコフスキー]]の1949年8月27日の日記には「PRはひどく悪い。なのに彼は『石の花』を書いた。巨大な実に見事な音楽」と書かれている。
 
バレエはすぐにモスクワのボリショイ劇場で初演される予定だったが放置され、実際にされたのは作曲者の死後となった。
 
==作品==
 
===バレエ===
====石の花 Op.118====
作曲者の死の翌年、1954年2月12日、モスクワのボリショイ劇場でファイエルの指揮により初演。
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::第46曲 エピローグ
 
===演奏会用組曲(管弦楽組曲===
 
====結婚組曲 Op.126====
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====銅山の女王 Op.129====
草案のみ
 
 
[[Category:バレエ作品|いしのはな]]