「蕁麻疹」の版間の差分

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=== アレルギー性蕁麻疹 ===
[[Image:Urticaria 2.jpg|thumb|right|150px|抗生物質によるアレルギー性蕁麻疹]]
;病態生理
<span style="font-family:serif">I</span>型[[アレルギー]]が関与していると考えられている。IgEと呼ばれる抗体が肥満細胞に付着しており、抗原がその抗体に付着すると肥満細胞が活性化し中に蓄えられていたヒスタミンを大量に放出して症状を引き起こす。抗原被曝から30分以内には症状が出る。ヒスタミンの放出は15分程度であり、通常はすぐに治まる。しかし、繰り返しの抗原被曝により肥満細胞が活発になり皮疹の出現・消腿が1ヶ月以上も続くことがあり、その場合、慢性蕁麻疹ということになる。なお、[[接触性皮膚炎]](かぶれ)でみられる[[皮膚炎|湿疹]]は、<span style="font-family:serif">IV</span>型[[アレルギー]]であり、機序が異なる。
 
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=== 非アレルギー性蕁麻疹 ===
[[File:Welt on wrist.jpg|thumb|200px|みみず腫れ(機械刺激による物理性蕁麻疹)]]
;病態生理
アレルギー性の反応はないが、何らかの刺激でヒスタミンが肥満細胞から分泌されたり、神経末端よりアセチルコリンなどの物質が分泌され、それより血管透過性が亢進して症状が出るものなどがある。その一方で、原因機序が確定していないため非アレルギー性と扱っているものも含まれる。なお、アレルギー性と異なりヒスタミンなどの放出が長かったりして、すぐに治まるとは限らない。