「昭和元禄落語心中」の版間の差分

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: 七代目・八代目と2代に渡り八雲の身の回りの世話や運転手をしている付き人。八代目八雲が気を許す数少ない人物のひとりで、小夏にとっても実質的な親代わりでもあった。八雲邸には住み込みではなく通いで勤めている。穏やかな物腰の好々爺ではあるが、与太郎(三代目助六)にお茶の淹れ方について「スパルタ」とも言えるような厳格な指導を施し、小夏が父親の分からない子供を宿し、その子を一人で産むと決めた時は烈火のごとく激怒するなど、決して甘いだけの人物ではない。<ref group="注">小夏も彼を裏切るような真似をした事に対しては、いくらか申し訳なさを感じていたようである。</ref>
: 『八雲と助六篇』で[[戦前]]に少年時代の菊比古(八代目八雲)と初太郎(二代目助六)が七代目八雲の下に弟子入りした時には、すでに七代目の付き人をしていた。[[戦後]]、七代目八雲の死去を機に、体調を崩していた妻の看病のために一時期付き人を辞めているが、後に八代目の付き人となっている。
: 『助六再び篇』の冒頭では72歳であり、孫がいることが明かされている。実は、八代目が隠していた助六とみよ吉が旅館から転落死した夜の出来事の真相を知っており、完全ではないもののそれを三代目助六と樋口に教え、八代目が落語と心中しないように頼み込んだ。最終回では95歳という老齢でありながら健在。車椅子生活を送っている。その時に菊比古、初太郎の入門前に七代目・八雲に弟子入りをしたが、修行をしても芽が出ず、廃業をすることになり、その後七代目から世話係として雇って貰ったと言及した
=== :『与太郎放浪篇』から登場した人物 ===
 
=== 『与太郎放浪篇』から登場した人物 ===
; 円屋 萬歳(つぶらや ばんさい)
: 声 - [[茶風林]] 演 - [[平泉成]]