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== 由来(アメリカでの歴史) ==
[[アメリカ合衆国]]で[[1960年代]]の[[宇宙開発]]、[[アポロ計画]]の中で[[アメリカ航空宇宙局|NASA]]、[[アメリカ合衆国陸軍]] (US Army) と{{日本語版にない記事リンク|ピルスビリー・カンパニー|en|Pillsbury Company}}が[[1959年]]から構想し、[[1971年]]にNational Conference of Food Protectionで概要を公開した、[[宇宙食]]などの食品の安全性を確保する方法であり、これを現在多くの食品の安全性確保に応用している。合衆国でのHACCP は食品微生物基準全米諮問委員会 (NACMCF) のガイドラインにより行われているが、この内容が国連のCodex 委員会([[国際食品規格委員会]])が示しているガイドラインとほぼ同一のものである。
 
[[1973年]]には[[アメリカ食品医薬品局]](FDA)が、低酸性[[缶詰]]の法規制として取り入れた(ただしこのときにはHACCP とは明記されていない)。その後[[1997年]]に[[魚介類]]、[[2002年]]には[[ジュース]]類に義務づけ、また[[1998年]]には[[アメリカ合衆国農務省|合衆国農務省]](USDA)が[[食肉]]食鳥肉でのHACCP を義務化した。また、最大手の[[ハンバーガー]]ショップである[[マクドナルド]]は[[1980年代]]に[[病原性大腸菌]][[腸管出血性大腸菌]][[O157]]の問題を解決するために自主的にHACCPに取り組んだ。アメリカではまたHACCPは従業員数名の[[中小企業|小規模の企業]]でも義務化され実践されており、効果をあげている。多くの場合は効率の良い管理が可能となり、結果として[[利益]]が上がっているようである。