「いわきFC」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Bsx-ja (会話 | 投稿記録)
m 松江シティFC改名に伴う処理 using AWB
57行目:
元々は[[2012年]]に創設されたサッカークラブで<ref name="established">{{cite web|url=http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/hajimeppe/interview-h26-02.html |title=一般社団法人いわきスポーツクラブ いわきFC代表 向山聖也さん|work=福島県公式ホームページ |accessdate=2016-03-23}}</ref>、[[2013年]]に「一般社団法人いわきスポーツクラブ」を設立し法人化<ref name="corporation">{{cite web|url=http://www.footballchannel.jp/2016/01/13/post132318/ |title=元蘭代表ハウストラ氏が福島県2部で監督就任。現役時代は広島に在籍|work=フットボールチャンネル |accessdate=2016-03-23}}</ref>。
 
大きな転機が訪れたのは[[2015年]]12月のことである。「スポーツの産業化」をキーワードに打ち出す、[[アンダーアーマー]]の日本総代理店・[[ドーム (企業)|株式会社ドーム]]([[東京都]][[江東区]])社長の[[安田秀一]]と、同学年で、「前に前にとゴールを目指すのがスタンダードになっている」世界のサッカーと「落ちない(降格しない)ように戦っているようにも見える」[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]とのギャップを感じていた[[湘南ベルマーレ]]代表取締役社長の[[大倉智]]が意気投合<ref>{{Cite web|url=https://number.bunshun.jp/articles/-/824943|author=日比野恭三|title=いまJリーグに足りないものは――。信念貫く経営者といわきFCの挑戦。|work=[[Sports Graphic Number]]|publisher=[[文藝春秋]]|date=2016-01-21|accessdate=2018-10-25}}</ref>。ドームが子会社「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立<ref name="dome">{{cite web|url=https://www.facebook.com/notes/981936068567365/ |title=ドーム、「いわきFC」を運営する会社「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立 |work=[[Facebook]] 株式会社ドーム公式アカウント |accessdate=2016-04-06}}</ref> し、いわきFCの運営権を一般社団法人いわきスポーツクラブから譲り受けて<ref name="acquisition">{{cite web|url=http://www.47news.jp/localnews/hukushima/2015/12/post_20151229084608.html |title=いわきでサッカークラブ運営 スポーツ用品販売「ドーム」 |work=47NEWS |accessdate=2016-04-25}}</ref>、クラブ運営に本格的に参入。大倉は湘南社長を退任して株式会社いわきスポーツクラブの代表取締役社長に就任した<ref>{{cite web |url=http://spobiz.info/?p=3596 |title=【サッカー】アンダーアーマーの株式会社ドームが「いわきFC」を運営する「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立!湘南退任の大倉氏が社長就任! |publisher=Sports Business Info |accessdate=2016-04-06}}</ref>。
 
ドームへの運営移管後、「スポーツを通じて社会を豊かにする」という理念の下、「いわき市を東北一の都市にする」「日本のフィジカルスタンダードを変える」「人材育成と教育を中心に据える」というクラブビジョンを掲げている<ref name="vision">{{cite web|url=http://web.gekisaka.jp/news/detail/?180952-180952-fl&cx_geki_related_num=5 |title=「サッカーを通じて、いわき市を東北一の都市にする」いわきFC発足!!第1期メンバー募集開始 |work=ゲキサカ |accessdate=2016-04-06}}</ref>。選手は全員アマチュア契約([[契約社員]])で、午前中に2016年春に完成したドームの物流拠点「ドームいわきベース」の敷地内に設けられた練習場「いわきFCフィールド」(2016年11月開場)<ref>{{cite web |url=http://www.minyu-net.com/news/iwakifc/FM20161121-128760.php |title=「いわきFCフィールド」オープン 地域活性化の一翼に期待 |publisher=福島民友 |accessdate=2016-12-13}}</ref> と商業施設併設のクラブハウス「[[いわきFCパーク]]」(2017年6月10日開業)<ref>{{cite web |url=http://www.minyu-net.com/news/iwakifc/FM20170611-179375.php |title=「いわきFCパーク」開所 国内初の商業施設複合型クラブハウス |publisher=福島民友 |accessdate=2017-06-15}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170611_64032.html|title=<いわきFC>食事しながら練習見学できます|newspaper=[[河北新報]]|date=2017-06-11|accessdate=2017-06-24}}</ref> を拠点に練習を行い、午後は「ドームいわきベース」でドームのスタッフとして働くという、いわゆる[[社員選手]]という形の生活を送っている。ドームのノウハウを生かしたフィジカルトレーニングを主体とした練習に特徴があり、選手全員が専門の栄養士が管理する食事を原則3食取り、サプリメントの供給を受けるなど、選手の肉体強化に主眼を置いた練習方針となっている<ref>{{Cite news|url=http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170421_64012.html|title=<いわきFC>肉体強化し快進撃 天皇杯で旋風を|newspaper=[[河北新報]]|date=2017-04-21|accessdate=2017-06-24}}</ref>。
 
[[エンブレム]]は、いわき市のシルエットを模したものに右肩上がりの太いラインが入れられており、地域と共にあるチーム像、チームと共に上昇していくいわき市の姿を表している{{R|club}}。チームカラーは、ハワイのキングが着用する伝統衣装にちなんだ「KINGレッド」と、[[小名浜港]]をはじめとしたいわきの湊を象徴する「湊ブルー」{{R|club}}。
74行目:
:株式会社ドームが、[[東日本大震災]]からの復興や地域活性化を掲げ、いわき市内に物流センター「ドームいわきベース」を建設するとともにサッカークラブの立ち上げを計画{{R|dome}}<ref>{{cite web |url=http://www.47news.jp/localnews/hukushima/2015/08/post_20090826115001.html |title=プロサッカーチーム創設へ 「ドーム」社長・安田氏に聞く |publisher=47NEWS |accessdate=2016-04-06}}</ref>。12月11日に「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立、同月28日、いわきFCの運営権を一般社団法人いわきスポーツクラブから譲り受けた{{R|acquisition}}。
;[[2016年]]
:1月13日、ドームキックオフパーティ2016にて、クラブビジョンを発表<ref name="vision"/>。将来のJリーグ参入を目指すことや、いわき市内にサッカー専用スタジアムを建設する構想なども発表した{{R|vision}}。監督に元[[サッカーオランダ代表|オランダ代表]]の[[ピーター・ハウストラ]]が就任{{R|vision}}。強化・スカウト部門のスタッフに、湘南のスタッフだった[[田村雄三]]<ref name="staff">{{cite web|url=http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/391959.html |title=いわきFCスカウトの元Jリーガー「いわきの方々に愛されるチームを作る」 |work=サッカーキング |accessdate=2016-04-06}}</ref> と、株式会社ドームに勤務していた[[平松大志]]が就任{{R|staff}}<ref>{{cite web |url=https://www.facebook.com/daishi.hiramatsu |title=平松大志 |publisher=Facebook |accessdate=2016-04-06}}</ref>。。
:2月9日、新入団選手発表プレスカンファレンスが行われ、1月に実施した選手選考のトライアウト「コンバイン」やスカウトで入団が決まった全22選手を発表。前年から引き続き在籍する選手は2名のみとなり20人が新加入となった<ref name="conference">{{cite web|url=http://web.gekisaka.jp/news/detail/?182665-182665-fl |title=いわきFCが22人で始動!!多彩な経歴…平均年齢は21.2歳 |work=ゲキサカ |accessdate=2016-04-06}}</ref>。クラブのシニアアドバイザーに元日本代表の[[金田喜稔]]が就任したことも発表された{{R|conference}}。
:福島県リーグ2部で全勝優勝、第23回[[全国クラブチームサッカー選手権大会]]も優勝した。[[第52回全国社会人サッカー選手権大会]]は準々決勝で敗退。
88行目:
:田村体制2年目。FW[[高柳昂平]]が[[グルージャ盛岡|盛岡]]に完全移籍した一方で、[[京都サンガF.C.|京都]]からGK[[永井建成]]が完全移籍加入。
:東北2部南リーグでは2桁得点の試合を4試合記録するなど他チームを圧倒。第17節(10月14日)の試合の勝利を持ってリーグ優勝(その後リーグ18戦全勝)と1部昇格を決めた。
:[[第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会]]福島県予選となる福島民報杯・NHK杯 第23回福島県サッカー選手権大会では決勝では、2年連続対戦となったJ3の[[福島ユナイテッドFC]]を下して天皇杯出場を決めたが、本戦では1回戦敗退となった。[[第54回全国社会人サッカー選手権大会]]では準決勝で[[松江シティフットボールクラブ|松江シティFC]]([[中国サッカーリーグ|中国]])に敗れるものの、3位決定戦で[[おこしやす京都AC]]([[関西サッカーリーグ|関西]]1部)を下して3位入賞となった(レギュレーションの関係で[[全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2018]]には進めず<ref>これまでは所属するクラスに関係なく、同大会4位までに入賞すれば地域チャンピオンズに飛び級出場できたが、2018年からは地域1部の2位、または3位に入り、かつ同大会4位以内に入らないと地域チャンピオンズに出場できなくなるルールの改正がなされ、いわきFCは東北2部のため、出場できなくなった</ref>)。
 
== チーム成績・歴代監督 ==
131行目:
||2018年[[10月22日]]||準々決勝||新浜緑地多目的球技場||○ 2-0||[[阪南大学サッカー部#阪南大クラブ|阪南大クラブ]]
|-
||2018年[[10月23日]]||準決勝|| 北海浜多目的球技場||● 0-2||[[松江シティフットボールクラブ|松江シティFC]]
|-
||2018年[[10月24日]]||3位決定戦||[[茨城県立カシマサッカースタジアム]]||○ 3-0||[[おこしやす京都AC]]
321行目:
{{いわきFCのメンバー}}
{{東北社会人サッカーリーグ}}
 
{{Footy-stub}}
{{Pref-stub|pref=福島県}}
 
{{DEFAULTSORT:いわきえふしい}}
330 ⟶ 327行目:
[[Category:いわき市の企業]]
[[Category:2012年設立]]
 
 
{{Footy-stub}}
{{Pref-stub|pref=福島県}}