「アメリカ合衆国ドル」の版間の差分

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セント硬貨については、主に25セント以下のものが多く使われており、特に[[公衆電話]]や[[新聞]]などの[[自動販売機]]、パーキングメーター、バスの運賃箱、カジノ場のスロットマシン<ref>ただし近年は紙幣投入、レシート払い出しの仕様を持った機器が多いために直接コインを投入できる機器が非常に少ない点に留意が必要である。</ref>、有料道路や駐車場の無人料金所などに25セント硬貨を複数枚投入するものが多いためか、とりわけ硬貨の中でも25セント硬貨の流通量が非常に多い。アメリカで生活する際は、25セント硬貨の手持ちが少ないと不便を強いられる場合が多い。
 
日本などのように10・50・100・500などを硬貨の区切りとする感覚からは、10セントの上の25セントは中途半端にも思えるが、10セントと25セントの組合せは、10セントと50セントの組合せよりも、多くの金額に対応可能である(45セントや55セントという額が出せる)
 
かつてはハーフセント、2セント、3セント、20セントのコインが存在した。ダイム(ハーフダイム)以上は元々銀貨であった。現在は白銅張りの銅貨に変わっているが大きさは変更されておらず、このため、5セント(ニッケル)硬貨の方が10セント(ダイム)硬貨より大きくなっている。造幣局はフィラデルフィア、[[デンバー (コロラド州)|デンバー]]、サンフランシスコにあり、硬貨表面または裏面に製造所を表すP、D、Sの鋳造刻印([[ミントマーク]])が打たれている物が多い。