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Ykhr62m (会話 | 投稿記録)
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== 歴史 ==
=== 日本 ===
日本は、マンション学事典(3-5頁)で、マンション草創期(1950年代-1960年代前半)、マンション大衆化期(1960年代後半-1970年代)、マンション質向上期(1980年代-1990年代前半)、多様ストック形成期(1990年代後半- )の4期に分けられている。マンション草創期は、「マンション」の語源にも関係するように一般庶民には無縁なデラックス志向のものに限られ、その一方で建物の区分所有が広まり始めた事を受け区分所有法の制定などがあった。マンション大衆化期は、マンションの普及が促されるに伴い徐々に住宅ローン制度が広まる、その一方で後述する建設時などのトラブルが表面化し出した時期でもある。マンション質向上期は、建築技術の進歩、[[バブル景気]]などの好景気を受けて、高層化の進展、居住性の向上も進んだ時期である一方で、マンション草創期等につくられたマンションの大規模修繕、建替えの必要性の問題が表面化してきた。その後の時期は、単身世帯の増加、高齢化の進展などを背景に、想定される利用者層などが様々なタイプのマンションが市場に登場している。また、マンションに[[IoT]]を搭載した「[[スマートホーム]]」も話題になっており、マンションの先進化が進んでいる。
=== イギリス ===
インナーシティの高密度開発のために住宅助成金制度を改正(1946)、67年まで高層住宅ブームだった<ref>湯川利和「まもりやすい集合住宅」学芸出版社、2001</ref>。しかしタワーは育児・防犯に問題が大きいとの一連の調査結果、そして上位7社で7~8割という建設会社の寡占から批判を集め、ローナン・ポイント高層住宅のガス爆発・崩落事故(1968)を機に高層の公営住宅の建設は中止された<ref>小玉徹・大場茂明・檜谷美恵子・平山洋介「欧米の住宅政策」ミネルヴァ書房、1999</ref>。