「許蘭雪軒」の版間の差分

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|'''浪吟黃臺詞'''
|黄台詞<ref>[[唐]]の[[武則天|則天武后]]の息子[[李賢 (唐)|賢]]が、兄の[[李弘 (唐)|弘]]に続いて、母からの毒殺を恐れて作ったと伝えられる歌。「[[s:zh:黃臺瓜辭|黄台瓜辞]]」とも言い、『[[旧唐書]]』[[s:zh:舊唐書/卷116|巻116]]に収録されている。内容は、{{Cquote|{{Lang|zh-Hant|種瓜黃臺下,瓜熟子離離。一摘使瓜好,再摘令瓜稀,三摘猶尚可,四摘抱蔓歸。}}<br />(瓜を植う 黄台の下、瓜 熟して 子 離離たり。一たび摘むのみならば瓜をして好(よ)からしむるに、再び摘まば瓜をして稀ならしめ、三たび摘まば猶尚(なおなお)可(よ)ろしきも、四たび摘まば蔓を抱えて帰らん。)<br />訳「黄台の下に瓜を植えて、瓜が熟する頃には実がどっさり。1度取るだけなら瓜には良いが、2度取ったら瓜は減り、3度取った時はそれでも大丈夫だったのに、4度取ったら[[蔓]]だけ残った|20px|空引数|[[李賢 (唐)|李賢]]|[[s:zh:舊唐書/卷116|『旧唐書』巻116]]}} というものである。たくさん子どもがいるからと言って、殺して心は痛まないのかという非難を込めたものである。この許蘭雪軒の「哭子」では、この「黄台詞」というキーワードが、まだまだ子どもが生まれるからと言って、死んだ子どもたちはかけがえのない存在だったという意味で用いられている。</ref>を浪吟して
|黄台詞をとりとめなく口ずさみながら
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