「クトゥルフ」の版間の差分

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クトゥルフは、周囲に島の全く無い海域、その海底に沈んだ古代の石造都市[[ルルイエ]]に封印されている。ルルイエの様子は、「[[幾何学]]的に狂った角度と、暗緑色の巨石で構築された都市」と表現された。ここからルルイエは、三次元に収まらない異次元に及ぶ建造物であると見做す解釈もある。ルルイエは、星辰が適切な位置に近づいた極わずかの期間や地殻変動によって、海面に浮上することがある。ルルイエおよびそこに眠るクトゥルフの浮上する時期には、クトゥルフの夢がテレパシーによって外界へ漏れ、ある種の精神的なショックを世界的に及ぼすことが知られている。[[1925年]](大正14年)[[2月28日]]に海底火山の活動に伴ってルルイエが浮上した際には、子供や芸術家など感受性の強い人々に同時多発的な激しい悪夢、精神異常、自殺の頻出などが見られたとされている(『[[クトゥルフの呼び声 (小説)|クトゥルフの呼び声]]』より)。但しいつも夢を見ている訳ではないらしく、ルルイエに紛れ込んでクトゥルーの顔の前で[[タップダンス]]を踊った男は、テレパシーによる精神的ショックを受けていない<ref>『The Mall of CTHULHU』ISBN 1597801275</ref>。
 
ルルイエは、[[ニュージーランド]]と[[南米大陸]]と[[南極大陸]]の中間付近、[[緯度|南緯]]47度9分、[[経度|西経]]126度43分に沈んでいる。ただしダーレスは、緯度49度51分、度128度34分に設定した。他にもチャールズ・ストロスの小説「A Colder War」では、[[バルト海]]、Nick Mamatasの小説「Move Under Ground」では、カリフォルニア海岸沖に設定された。
"Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn"(死せるクトゥルー、ルルイエの館にて、夢見るままに待ちいたり)
人間のクトゥルフ信奉者たちは、クトゥルフの眷属たちが使う太古の言葉を学習した。その中でも有名な一節が上記のものである。ここからクトゥルフは、いずれ蘇ると考えられている。