「竜骨 (船)」の版間の差分

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[[Image:Nachbau_Wikingerschiff_Roskilde.jpg|thumb|200px|竜骨、および船底部分のプランキングをいくつか組み上げた状態。北欧の[[ロングボートシップ]](文化的背景を含む船種を指す語であり「長い船」という字義通りの意味ではない)に近い。デンマークにて。<!--The keel of a Nordic [[longboat]] in [[Roskilde]] with the first ''garboard [[strake]]s'' being assembled.-->]]
[[File:MariahQuarterView.jpg|thumb|right|200px|セーリング・クルーザーのフィンキール。船体中央、下に突き出している部分。斜め横向きの力を生む前進力に変える。また数百kgの錘が入っており復原力も生む。]]
'''竜骨'''(りゅうこつ、{{lang-en-short|keel}})は、船舶の構造材のひとつで、船底中央を縦に、船首から船尾にかけて通すように配置される強度部材である。現代の鋼船では平底化などで、あきらかにわかりやすいそのような構造は無い場合もあるが、同様な荷重を受け持つ構造材を指す概念としては残っている。また歴史的事情により英語ではいずれもkeelと呼んでいるが、日本語では専らカタカナ語で「キール」と呼び分けている、主に小型の帆船(いわゆるヨット)における、帆で受けた横からの力を水中で縦に変換する翼のような構造もあり、それについても節を分けて述べる。