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{{未検証|section=1|date=2008年8月}}
慢性的片頭痛の発症は、痛みや苦しみの主な原因であることに加え、「[[医療費]]」と「[[生産性]]の損失」の主要な原因でもある。[[欧州共同体|EC]](欧州共同体)では、片頭痛は1年あたり270億ユーロ以上と、最も費用のかかる[[神経疾患]]であると推定されている<ref>[http://www.sinapsa.org/Osnova/Materiali/Cost-paper-EBC.pdf Cost of disorders of the brain in Europe]</ref>。[[1988年]]のある研究で、6ヶ月間の患者一人あたりの医療費は平均107ドル(米)で{{要出典|date=2010年4月}}、生産性の損失を含めた代償となると平均313ドル(米)であることが分かった。また、片頭痛による生産性の損失で雇用主が被る代償は、患者一人あたり3,309ドルであると見積もられている。アメリカでの片頭痛関連の医療費は[[1994年]]に10億ドルにも上り、生産性の損失も1年あたり130億ドルから170億ドルと推定された。雇用主は、職場におけるさらなる理解を促進するため、片頭痛の影響について勉強すると良いだろう。9時から17時まで週5日働く職場モデルは、片頭痛患者には実行できないかもしれないのだ。教育と理解をもってすれば、雇用主は双方にとって実行可能な解決策を作ることで、雇用者と妥協できるのである。
 
日本においても、約800万人におよぶ有病率を数え、片頭痛発作により毎日60万人の日本人が苦痛を感じ、人間らしい生活を妨げられている。頭痛による生産性の低下により、毎年2,880億円の経済的損失を、日本経済にもたらしている<ref>{{Cite web|url=http://www.jhsnet.org/kyoto_2005.html|title=日本頭痛学会京都頭痛宣言|accessdate=2019-01-24|date=2005-10-9|website=www.jhsnet.org|publisher=日本頭痛学会}}</ref>。
 
==出典==