「志々雄一派」の版間の差分

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: 身長163cm、体重49kg。[[1850年]]1月生まれ。東京府出身。山羊座、[[ABO血液型|血液型]]B。趣味:入浴。嫌いな人物:本条鎌足。
: '''“夜伽”の由美'''。志々雄の愛人兼世話役を務める妖艶な美女。一人称は「私」。志々雄とは相思相愛の仲で、一般的な恋人の価値観を超越した絆で結ばれている。同じく志々雄の側近である十本刀の宗次郎とも仲が良く<ref>宗次郎の天然ぶりに振り回されることもあった。崩壊する本拠地から脱出した後、宗次郎は志々雄だけでなく由美が亡くなったことに対しても寂しげな様子を見せた。</ref>、同じ十本刀の張や兵士たちからも姉貴分として親しまれている。護身用の小刀を隠し持っているが戦闘能力は皆無に近く、戦いを好む志々雄の役に立てないことにいら立ち、戦闘要員である宗次郎や恋敵の鎌足に内心嫉妬していた。
: 元はとある商家の娘だったが、家に押し入った御用盗に家族と使用人全員を斬殺されて、女衒に買われて[[吉原 (東京都)|新吉原]]の女郎屋「赤猫楼(あかねころう)」に身売りされる。やがて「'''華焰'''(はなほむら)」の[[源氏名]]で人気[[花魁]]([[散茶女郎|昼三]])(当時の遊女の最高位)に登りつめる。選択肢は無かったけど選んだのは自分だと、花魁である事にプライドを持っていた。ゆえに[[マリア・ルス号事件|マリア・ルーズ号事件]]で自分たち遊女を家畜扱いした明治政府を憎み、政府関係者の客は誰だろうと拒否、身請けも応じない。
:そして本編開始から1年前の明治十年晩秋、十本刀の集結を待つため赤猫楼を訪れた志々雄一行と初めて出会う。同じく吉原に滞在していた軍属集団「引原海鮫兵団」に妹分の[[新造]]を惨殺され、同じ妹分でさらわれた双子の禿を取り戻すために志々雄に助けを求めるが、弱肉強食の理念を持つ彼から自身たちの弱さを糾弾され断られる。だが諦めきれず強さの売買を思い立ち申し込む。報酬に自身の命の生殺与奪権を掲示して、死後は志々雄の地獄行に付き合うと啖呵を切った。その度胸を気に入った志々雄の協力を取り付けることに成功する。のちに家族たちを殺害した御用盗の正体が志々雄であることに気づくが、弱肉強食の理念に共感しつつあり仇討ちする気にならなかった。ならなかったが、自身が売られる原因を作った責任をとるよう彼に相場の三倍の身請け代を要求。大金を住職に渡して新造の供養と双子の禿のことを頼んだ。その後、志々雄に「俺が再び死に瀕した時はお前の命を戴く」と言われて「心中じみたつまらない死に方は嫌だから弱肉強食の理のままに貴方の強さに変えて頂戴。そのときは、華やかに鮮やかに殺してね」と約束する。
: 最終決戦では本拠地に赴いた剣心たちの案内役を務める<ref>ただし、由美も本拠地の仕組み全てを教えられているわけではない。</ref>。その際に左之助とはコミカルなやり取りも見せた。剣心と蒼紫との戦いでは無線を通じて、天翔龍閃の仕組みを報告しようとしたが、常人である由美には天翔龍閃を目に捉えることはできなかった。剣心との戦いに敗れた宗次郎を介抱した際、彼から天翔龍閃の仕組みを教えられると共に脇差を渡され、別れの挨拶を交わした。剣心と志々雄の最終決戦にて、身を徹して志々雄を庇いに入った際にかつて志々雄と約束した通りに剣心もろとも突き刺されるが、「初めて志々雄様の戦いの場で役に立てた」と喜び、志々雄に看取られながら息を引き取り、その亡骸は人体発火を起こした志々雄と共に焼失する。死後も地獄で志々雄に付き添い、「地獄の国盗り」に向かう。その際、同じく地獄に落ちたであろう宇水を本当の仲間に加えることを提案していた。
: 『明日郎 前科アリ(異聞)』では明日郎の見た過去の夢に登場。弱肉強食論じみた事を言った明日郎に笑い、一派に置いてもいいんじゃのではないかと提案した。
: モデルは女優の[[由美かおる]]。姓は新潟県[[長岡市]]内の[[駒形十吉記念美術館]]に由来。
:* 完全版第12巻の再筆:基本デザインの変更はないが、色気強化。一枚絵ということで衣装はすべて[[シースルー]]である。