|
| 外部リンク = [https://www.japantimes.co.jp/ www.japantimes.co.jp]
}}
'''ジャパンタイムズ'''（{{lang-en-short|The Japan Times}}）は、日本の[[英字新聞]]及びそれを発行する新聞社。[[伊藤博文]]の支援を受けて創立された現存では日本最古の英字新聞社。商号は'''株式会社ジャパンタイムズ'''。本社は東京都千代田区紀尾井町3-12、紀尾井町ビルにある。
== 概要 ==
{{更新|date=2017年6月|section=1}}
[[ファイル:The-japan-times-logo2.png|thumb|ジャパンタイムズのロゴ]]
1897年に[[伊藤博文]]の支援を受け、山田季治を社長、[[頭本元貞]]を主筆にして、日本人による初の英字新聞として創刊された<ref>[https://kotobank.jp/word/%E8%8B%B1%E5%AD%97%E6%96%B0%E8%81%9E-1148996 英字新聞]世界大百科事典 第２版</ref>。前身となる英国人リッカビーによるジャパンタイムズ（1865年創刊）と合併、さらに、1918年には1870ジャパンメール（1870年にW.G.ハウェルとH.N.レイが創刊した親日派の英字紙のジャパンメール（<ref>[http://www.aplink.co.jp/synapse/4-86166-020-3.htm 復刻版『ジャパン・ウィークリー・メイル』解説文] Edition Synapse</ref>）とが合併し、「ジャパンタイムズ&メール」となる。更に1940年に「[[ジャパン・アドバタイザー]]」を吸収合併することでし「ジャパンタイムズ&アドバダイザー」に改名する。1943年に「ニッポンタイムズ<ref>{{lang-en-short|Nippon Times}}</ref>」に改称した。1956年、「ジャパンタイムズ<ref>{{lang-en-short|The Japan Times}}</ref>」にもどる。[[1956年]]（昭和31年）、「ジャパンタイムズ（The Japan Times）」に名前を戻した。もどり、同年から元日本の外務官僚の[[福島慎太郎]]が社長になる。[[1983年]]に[[ニフコ|ニフコグループ]]の[[小笠原敏晶]]が福島の保有するジャパンタイムズの株式と自身の保有するをニフコのと株を交換する形でジャパンタイムズ代表取締役社長に就任した<ref>[http://toyokeizai.net/articles/-/4216?page=4 小野寺優・ニフコ社長--自動車用にとどまらず、工業用ファスナーを軸として切り口増やしたい]東洋経済、2010年04月26日</ref><ref>[http://www.bbt757.com/servlet/content/899.html?del=1&tFlg=1 大前研一・小笠原敏晶対談]株式会社[[ビジネス・ブレークスルー]]</ref><ref>[https://www.nifco.com/news/detail/281.html 【訃報】弊社創業者特別顧問（元代表取締役会長・社長）小笠原 敏晶 逝去のお知らせ]株式会社ニフコ 2016年12月05日</ref>。[[1985年]]よりジャパンタイムズ代表取締役会長職に就任する<ref>[https://www.nifco.com/news/detail/281.html 【訃報】弊社創業者特別顧問（元代表取締役会長・社長）小笠原 敏晶 逝去のお知らせ]株式会社ニフコ 2016年12月05日</ref>。
販売網は[[朝日新聞社]]系列（[[愛知県]]・[[岐阜県]]・[[三重県]]では[[中日新聞社]]系列）である。
2013年3月25日、朝日新聞社から権利譲渡されるかたちで[[ニューヨーク・タイムズ|NYタイムズ]]社と業務提携し、同年10月16日より 『{{lang|en|The Japan Times / International New York Times}}』 と 『{{lang|en|International New York Times / The Japan Times}}』 という2部構成でのセット販売を始めた<ref>[http://www.pressnet.or.jp/news/headline/130325_2664.html ジャパンタイムズが米NYTと業務提携へ 2部構成でセット販売]. [[日本新聞協会]] 2013年3月25日、2018年3月11日閲覧。 </ref>。[[2016年]]により小笠原敏晶代表取締役会長は同社名誉会長職に就任しなったが、同年11月30日に亡くなる<ref>[https://www.nifco.com/news/detail/281.html 【訃報】弊社創業者特別顧問（元代表取締役会長・社長）小笠原 敏晶 逝去のお知らせ]株式会社ニフコ 2016年12月05日</ref>。そのため、娘の小笠原有輝子が後任に就任した。2017年6月20日、ニューズ・ツー・ユーホールディングスが全株取得。代表取締役会長が同日の開催の臨時株主総会及び取締役会で小笠原有輝子の退任が決定して、[[神原弥奈子|末松弥奈子]]が就任した。取締役編集主幹に水野博泰が新たに就任した<ref>[https://www.japantimes.co.jp/2017/06/20/press-release/%E6%A0%AA%E4%B8%BB%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E5%BD%B9%E5%93%A1%E5%A4%89%E6%9B%B4%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-2/ 株主および役員変更に関するお知らせ]The Japan Times PRESS RELEASE 2017年6月20日</ref>。
=== 発行紙 ===
*[[日本語能力試験]]教材
*日本語文法・かな・漢字教材
<!--
== 論争 ==
2018年11月30日の[[日本統治時代の朝鮮人徴用|朝鮮人徴用工問題]]に関する本紙記事の編集注記にて『forced labor（強制労働）』の文言を使うことは誤解を招く可能性があるとして、今後は『wartime laborer（戦時中の労働者）』とし、[[日本の慰安婦問題|慰安婦問題]]でも『強制的に働かされた』としてきた説明を『意思に反して働いていた者も含まれる』などと強制性を抑える表現に変更するとした<ref name = "itmedia20181213" >[http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1812/13/news013_3.html 慰安婦・徴用工の「強制」表現めぐり炎上 ジャパンタイムズが叩かれたワケ] ITmedia 2018年12月13日、2019年1月16日閲覧。</ref>。
これに対して国内や[[ガーディアン]]、[[ナショナル・パブリック・ラジオ|NPR]]、[[ドイチェ・ヴェレ]]、[[サウスチャイナ・モーニング・ポスト]]などの海外メディアから[[歴史修正主義]]的であるとか保守的な安倍政権に合わせたものだとの批判が出た<ref name = "itmedia20181213" />。
これらの批判に対してジャパンタイムズは12月7日の記事上で「私たちは、あの編集注記が、読者や記者、スタッフたちと作り上げてきた信頼関係を傷つけた事実を認めなければならない。これについて、謹んで謝罪したい」と謝罪し、政権の意向に合わせたとの批判については否定した<ref name = "itmedia20181213" />。 -->
== 関連人物 ==
| 