「マーベル・コミック」の版間の差分

'''マーベル・コミック'''（英名:'''''Marvel Comics'''''） は、[[ニューヨーク]]に本社を置く[[アメリカ合衆国]]の[[漫画]]出版社である。[[DCコミックス]]と並ぶ二大[[アメリカン・コミックス|アメコミ]]出版社のひとつ。[[カタカナ表記|日本語表記]]については「'''マーベル'''」が正式である<ref>日本国内での権利を持つ有するディズニーのは、ウェブサイトでは「マーベル」と表記されしている。[https://marvel.disney.co.jp/]</ref>で、1990年代は「マーヴル」が公式な綴りとされたが、揺れがあり「マーヴェル」「マーブル」も見られる。

[[1939年]]にマーティン・グッドマンを社長としてに、その甥であり当時まだ十代だったの[[スタン・リー]]を編集に据え、「タイムリー・コミックス（Timely Comics）」として発足したのが始まりである。のちに「アトラス・コミックス（Atlas Comics）」と名を変え、[[1957年]]には今現在の「マーベル・コミックス」となる<ref>[http://www.clb.law.mita.keio.ac.jp/pls-committee/seijigakukenkyu-49/morita.pdf　スーパーヒーローとアメリカ社会]森田匡、慶応大学『政治学研究』49号（2013）</ref>。競合誌の「DCコミックス」とともに、アメリカン・コミックを代表する著名な[[スーパーヒーロー]]のほとんどを生み出した<ref>[http://www.ce.nihon-u.ac.jp/news/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%96%87%E5%8C%96%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0.pdf　アメリカン・コミックとアメリカ映画に見る原子力の姿 ]植竹大輔、日本大学工学部、国際文化表現学会東京大会シンポジウム「原子力をめぐる文化表象」2012年12月8日</ref>。[[1982年]]には、日本の漫画「[[AKIRA]]」の原版を反転しカラー化して出版している<ref>[http://books.google.co.jp/books?id=J9dhAwAAQBAJ&pg=PT16　ビジネスケース『ビズメディア〜北米マンガ市場の開拓者』]一橋大学イノベーション研究センター、東洋経済新報社, 2014</ref>。[[1992年]]には、[[アメコミ]]界初の[[ゲイ]]のヒーローが登場する作品の連載も始めた<ref>[http://www2.dokkyo.ac.jp/~esemi039/Z_Sotsuron/kanno_misaki.pdf　ディズニーアニメにおけるマイノリティ表象と社会的影響]神尾美咲、獨協大学、2013 年1月</ref>。