「メタクロロ過安息香酸」の版間の差分

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→‎取り扱い上の注意: 塩基性水溶液での分液について、m-CPBAそのものを水層へと移動させると誤解されうるので、表現を替えつつ記述を加えました。
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== 取り扱い上の注意 ==
メタクロロ過安息香酸は強い酸化力を持っているため、可燃性の物に触れると、それを急速に酸化して発熱し、火災を引き起こす可能性がある。さらに、純粋なものは物理的衝撃や火花により爆発することがある。そのため、メタクロロ過安息香酸に水を混合させて安定化させたものも市販されている。これは約65~75重量パーセントのメタクロロ過安息香酸まれているほか、少量のメタクロロ安息香酸が不純物として含まれている。ここからより純度の高いメタクロロ過安息香酸を得るためには、一旦、ベンゼンなどの水とは分離する有機溶媒に溶解させ、この溶液を炭酸水素ナトリウム水溶液などの弱塩基性の水溶液と分配することで、メタクロロ安息香酸のみを水相へと除去するという方法が存在。その後、有機溶媒を留去、乾燥ればよい
 
== 有機化学において ==