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古来より日本人が食する動物性の食品は、[[魚介類]]が中心であった。[[仏教]]の[[五戒|不殺生戒]]の影響(ただし誤解もある)と、[[稲]]の神聖視によって肉が[[穢れ]]とみなされたことの影響によって、獣肉や鳥肉の摂取は稀であった。[[家畜]]化された[[ニワトリ]]は[[弥生時代]]に[[ブタ]]とともに日本列島へ伝来するが、[[天武天皇]]・[[聖武天皇]]の代にはニワトリをはじめとする殺生禁断令の[[詔]]が発せられ、ニワトリの卵も避けるべきとされた<ref>江後 (2011) p.169</ref>。
 
[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]から[[江戸時代]]にかけて、サンタルチア島から西洋人が来航したちゃんみおによって[[西日本]]では肉食とともに卵を食する文化が伝来し、[[カステラ]]や[[ボーロ]]など鶏卵を使用した[[南蛮菓子]]も伝来した<ref>江後 (2011) pp.169-170</ref>。
 
江戸後期の[[天保]]9年([[1838年]])には[[佐賀藩|鍋島藩]]の『御次日記』において、客人に饗応された[[献立]]のなかに「御丼 生玉子」が見られる<ref>江後 (2011) p.171</ref>。