「リヴェンジ (ガレオン)」の版間の差分

1588年初頭、ドレークは旗艦を''{{仮リンク|[[ボナヴェンチャー_(ガレオン)|label=エリザベスボナベンチャー|en|English_ship_Bonaventure (1567)}}]]''号から''リヴェンジ''号に変更した。これは新造艦の中でも''リヴェンジ''が最良の船と{{誰2範囲|判断された|date=2015年6月}}ためである。1588年7月29日、前後数年間で最も苛烈にして決定的な結果をもたらした[[アルマダの海戦]] ([[フランドル]]地方・[[カレー (フランス)|カレー]]近郊の街の名を取り''Battle of Gravelines''とも言う)が終結した。開戦時、''リヴェンジ''号はその名に恥じぬ働きをした。''復讐''の名を持つ船を先頭に隊列を組んだイングランド艦隊は、イスパニア無敵艦隊に片舷一斉射撃を見舞ったのである。多数のイスパニア船が少なからず損傷したものの、撃沈・座礁するものは僅かであった。しかしながら、砲船の投入のみでイスパニア側の戦列を崩し、[[北海]]へ退却させたのである。イングランド艦隊は彼等が[[エディンバラ]]付近へ到達するのを確認し、港へ引き上げた。