「狛犬 (将棋)」の版間の差分

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'''狛犬'''(こまいぬ)は<ref>『[[象棋六種之図式]]』では「はけん」と読みが振られている。</ref>、[[将棋]]の[[駒 (将棋)|駒]]の一つ。本将棋にはなく、[[大大将棋]]・[[摩訶大大将棋]]・[[泰将棋]]・[[大局将棋]]に存在する。
 
良く知られた一般啓蒙用の歴史書(下記参考文献の「よみがえる中世《3》武士の都鎌倉」)に紹介された、遺跡発掘時の出土墨書木札に、
 
「近くの升目へ動かせるが、上の升目には動かせない盲虎」駒と共に、音読みの「はっけん」から、犬偏を除いた俗称の「しろいぬ」と記載され、安土桃山時代に初出ではなくて、鎌倉末期から南北朝時代にかけて存在が示唆されている。天竺大将棋より上位の将棋で始めて現われる駒
 
て、出現年代が、飛びぬけて早いことになった。し
 
て、出現年代が、飛びぬけて早いことになった。
 
== 大大将棋・泰将棋 ==
[[西戎 (将棋)|西戎]]の[[成駒]]。成ると'''大象'''<ref>『[[象戯図式]]』と『[[諸象戯図式]]』には、成駒についての記述が欠落している。</ref>。
 
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== 参考文献 ==
* [[梅林勲]]・[[岡野伸]]共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』([[将棋天国社]]、2000年)
*河野真知郎執筆『よみがえる中世《3》武士の都鎌倉』(平凡社、1989年)。「文字のある生活」のP221右下写真。
 
== 関連項目 ==