「メソッド演技法」の版間の差分

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== 概要 ==
メソッド演技の特徴としては、担当する役柄や劇中での状況やその感情に応じて、より自然な形で演技を行う点である。メソッド以前の演劇においては、役者は役作りや演技を行う際は、基本の発声や仕草、パントマイムなどのテクニックを使用し、感情や役柄の表現を行っていたが、メソッドでは、そうした形式的で表現主義的な古典的な演劇手法と距離を置き、より現実と近い、自然な演技を追求している。そのため、演技をする過程においては、担当する役柄について徹底的なリサーチを行い、劇中で役柄に生じる感情や状況については、自身の経験や役柄がおかれた状況を擬似的に追体験する事によって、演技プランを練っていく。
 
代表的なメソッド演技としては、映画『[[波止場 (映画)|波止場]]』で兄から銃を突きつけられ、なだめようとする[[マーロン・ブランド]]や、『[[エデンの東 (映画)|エデンの東]]』で父親に泣きつく[[ジェームズ・ディーン]]の演技が知られる。