「アメリカ級強襲揚陸艦」の版間の差分

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|colspan="2"|[[CODLOG]]方式
|-
|[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]][[発電機]] (4,000 kW)||style="white-space:nowrap;"|6基
|-
|補助[[電動機]]<br />({{Convert|5000|hp|kW|disp=s|abbr=on}})||2基
|[[ブローニングM2重機関銃|Mk.95 12.7mm連装機銃]]<ref>[[軍事研究 (雑誌)|軍事研究]] 2015年7月号 217ページ</ref>||7基
|-
|[[Mk 29 (ミサイル発射機)|Mk.29]] 8連装ミサイル発射機<br /><small>([[シースパロー (ミサイル)#IBPDMS (NSSMS)|シースパロー]][[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル| 短SAM]])</small>||2基
|-
|[[RAM (ミサイル)|Mk.49]] 21連装ミサイル発射機<br /><small>([[RAM (ミサイル)|RAM]][[艦対空ミサイル#近接防空ミサイル| 近SAM]])</small>||2基
|-
|[[艦載機]]||colspan="2"|[[#航空運用機能]]参照
設計面では、[[ワスプ級強襲揚陸艦|ワスプ級]]の8番艦「マキン・アイランド」をベースとしており、45%が共通とされている。「マキン・アイランド」はそれまでのワスプ級姉妹艦と異なり、多様な新技術を取り入れた艦である。
 
「マキン・アイランド」は主機関に[[CODLOG]]方式([[電気推進 (船舶)|電気]]・[[ガスタービンエンジン|ガスタービン]]複合推進({{lang|en|hybrid-electric propulsion system}})とも)が採用され、就役した[[アメリカ軍]]初の艦で、本級も同様の機関を採用している<ref>{{Cite web|author=Lynn J. Petersen, Michael Ziv, Daniel P. Burns, Tim Q. Dinh, Peter E. Malek|year=2013 |url=http://jlha.com/index.php/download_file/view/128/145/|title=U.S. Navy efforts towards development of future naval weapons and integration into an All Electric Warship (AEW)|format=PDF|language=英語|accessdate=2013-10-07}}</ref>。これは、低速機としては[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]][[発電機]]と補助[[電動機]](APS)による電気推進、高速機としては[[ゼネラル・エレクトリック LM2500|ゼネラル・エレクトリック LM2500+]][[ガスタービンエンジン]]による機械駆動推進を行うもので、高速機と低速機の切り替えは12ノットを基準とする。ワスプ級の7番艦まで搭載されていた[[蒸気タービン]]主機関と同等の出力を備える一方、燃料消費を半分以下に低減できるという低燃費性を備えている<ref name="多田2012">{{Cite journal|和書|author=多田智彦|year=2012|month=12|title=アメリカ級LHA(アメリカ) (特集 世界の次世代揚陸艦)|journal=[[世界の艦船]]|issue=770|pages=150-153|publisher=海人社|naid=40019471106}}</ref>。
 
== 能力 ==
[[飛行甲板]]の構成はおおむねワスプ級のものが踏襲されており、[[ヘリコプター]]発着スポットは9ヶ所、エレベーターはデッキサイド式で2基(それぞれ力量34トン)が設けられている。当初は[[西ヨーロッパ|西欧]]諸国の[[軽空母]]([[イギリス海軍]]の[[インヴィンシブル級航空母艦|インヴィンシブル級]]など)のような[[スキージャンプ]]勾配の設置も検討されたが、V/STOL機の発艦効率が向上する一方でヘリコプターの発着に使えるスペースが減少することから、最終的には棄却された<ref name="多田2012"/>。
 
従来から海兵隊で運用されていた[[垂直離着陸機|V/STOL]][[攻撃機]]の[[ハリアー II (航空機)|ハリアー II]]、その後継機の[[F-35 (戦闘機)|F-35B]]、[[ティルトローター]][[輸送機]]の[[V-22 (航空機)|MV-22B]]、大型輸送[[ヘリコプター]]の[[CH-53E (航空機)|CH-53E]]/[[CH-53K (航空機)|K]]をはじめとして、[[UH-1Y ヴェノム|UH-1Y]][[汎用ヘリコプター]]、[[SH-60 シーホーク#多用途・補給支援ヘリコプター(MH-60S ナイトホーク)|MH-60S多用途支援ヘリコプター]]、[[AH-1W スーパーコブラ|AH-1W]]/[[AH-1Z ヴァイパー|Z]][[攻撃ヘリコプター]]の搭載が予定されている。
 
搭載機数としては、[[制海艦]]運用の場合は[[固定翼機]]を中心に最大20機前後、通常はV/STOL機6機、MV-22B 12機を中心に各種[[回転翼機]]を加えて合計約30機が想定されている<ref name="多田2012"/>。
本級の特徴は、航空機の運用を最重視した[[トレードオフ]]の結果、従来の[[強襲揚陸艦]]で必須の装備であった[[ウェルドック]]を廃止して、その分[[#航空運用機能|航空運用機能]]を増強した点とされており、実際に1・2番艦はそのようにして建造された。
 
しかし揚陸能力の弱体化を嫌がった[[アメリカ海兵隊]]の強い圧力により、2011年4月、3番艦以降よりウェルドックを復活して[[LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇]]を運用できるよう設計変更すると発表。そもそもアメリカ級は計画当初はウェルドックを組み込む事になっていたが、大型化による高価を危惧してキャンセルされた経緯がある。実現すれば、アメリカ級の売りである[[正規大型空母]]並み{{要出典|date=2017年8月}}の航空機運用能力に加えて、LCACを用いた揚陸能力を持たせるために50,000トン超の大型艦になるという<ref>軍事研究 2012年4月号 p146</ref>。
 
== 同型艦 ==
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