「Super Audio CD」の版間の差分

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複数の映像・音声規格が再生できる[[ユニバーサルプレーヤー]]が登場し、その超低価格化が進んだことによって、実売2万円以下のクラスから<!--その一例として2006年5月にパイオニアから発売されたDVDオーディオ/SACDプレーヤー「DV-696AV」が挙げられる-->スーパーオーディオCDの再生機を購入できる環境になってきている。
 
しかし、レーベルが積極的に発売しないのと[[コンパクトディスク]](CD)と比較して、選択できる機種が限られることや、過剰なコピーガードの為にパソコンでの取り込みどころか再生すらできないこと、CD以上の特性を十分に発揮するために一定水準以上のオーディオが必要なこと、多くの消費者は現行のCD(あるいはそれ以下の[[MP3]]、[[Windows Media Audio|WMA]]、[[AAC]]等の圧縮音声)でも音質に不満が少ないとされていること等から、スーパーオーディオCDはCDを代替する程には普及できなかった。開発から20年で世間はダウンロードやストリーミングに移行していないしまったことも痛かった
 
このためSACDは、CD規格のPCM録音に満足できない[[ハイエンド]]ユーザーを対象とした録音フォーマットとみなされることが多い。発売されているソフトは[[ロック (音楽)|ロック]]や[[ポップ・ミュージック|ポップス]]から[[歌謡曲]]まで様々なジャンルあるが、[[クラシック音楽]]・[[ジャズ]]などが発売されるソフトの大部分を占める。2008年6月現在で約5300タイトルが発売されている。