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1940年6月には、フランスはドイツに降伏し、西側でドイツと戦っているのは、イギリス連邦諸国だけとなった。フィンランドは、冬戦争後、中立維持のためのスウェーデンとの軍事同盟を模索したが、ソ連とドイツの反対で、これは実現しなかった。その結果、フィンランドは、軍事経済援助の見返りに軍事基地の提供などを行い、ドイツ軍はフィンランド領内に駐留を始めた。これは、明らかな独ソ不可侵条約の秘密議定書に対する違反で、のちに独ソ間の外交問題になった。1941年6月22日のドイツのソ連侵攻にはフィンランド軍は参戦しなかったが、ソ連軍がフィンランド領を空爆した為、6月25日に、フィンランドはソ連に宣戦し、[[継続戦争]]が始まった。
== 冬戦争・継続戦争で使用されたフィンランド軍兵器一覧と輸入先 ==
* 装甲海防艦[[バイナモイネン]]（国産）
* 装甲海防艦[[イルマリネン]]（国産）
* Uボート（ドイツより技術者を招いて国産）
* [[スオミ機関短銃]]（国産）
* M28/30 スピッツ歩兵銃（国産）
* 38式歩兵銃（日本）
* カサパノス（集束爆薬）
* [[モロトフカクテル]]
* 38式15cm榴弾砲（日本）
* 12cm艦砲（日本）
* 114mm榴弾砲（イギリス）
* 31式75mm山砲（日本）
* 75mm野砲（フランス）
* 75mm野砲（ノルウェー）
* 47mm対戦車砲（イタリア）
* 45mm対戦車砲（ソ連・鹵獲品）
* ボフォース40mm高射機関砲（スウェーデン）
* ボフォース37mm対戦車砲（スウェーデン）
* 37mm対戦車砲（ハンガリー）
* オチキス25mm対戦車砲（フランス）
* マドセン20mm高射機関砲（デンマーク）
* 2cm高射機関砲（ドイツ）
* ボイス14mm対戦車ライフル（イギリス）
* グラジエーターI戦闘機（スウェーデン）
* グラジエーターII戦闘機（イギリス）
* ブリストル・ブレニムI爆撃機（イギリス）
* フォッカーD21戦闘機（オランダ）
* フォッカーC10急降下爆撃機（オランダ）
* ブリュースター・バッファロー戦闘機（アメリカ）
* モラン・ソルニエMS406戦闘機（フランス）
* フィアットG50戦闘機（イタリア）
* ビッカース6t戦車（イギリス）
* T-26戦車（ソ連・鹵獲品）
* コムソモーレツ装甲牽引車（ソ連・鹵獲品）
== 脚注 ==
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