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[[Image:AlborzCentralColoredNumbered.png|thumb|カスピ海とテヘランの間に横たわる山脈]]
'''アルボルズ山脈'''(''Alburz Mountains''、ペルシャ語で''Reshteh-Kūhhā-ye Alborz'',''رشته کوه‌های البرز'')は、[[イラン]]北部の[[カスピ海]]を臨む[[山脈]]である。ヨーロッパ語経由でエルブルズなどと転訛して表記することもある。最高峰は[[ダマーヴァンド山]](''Mt. Damavand''、ペルシャ語ラテン表記で''Qolleh-ye Damāvand'')の標高5,610mはイランで最も高い。[[首都]][[テヘラン]]は、ダマーヴァンド山の西南西約60kmの位置にある。名前は[[ゾロアスター]]経典の伝説的な山に因む。
 
== 地質 ==
山脈は[[デボン紀]]から[[古第三紀]]漸新世の堆積岩で構成される。デボン紀砂岩や[[ジュラ紀]]の石炭質頁岩が陸成で、[[石炭紀]]・[[ペルム]]紀の石灰岩が海成である。アラビアプレートとユーラシアプレートの衝突と[[アルプス造山運動]]の影響が[[新第三紀]]鮮新世まで続き[[褶曲]]構造が形成された。
 
== 外部リンク ==