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m 塩酸リドトリン→○塩酸リトドリン
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早産で生まれた児のことをかつては「'''[[未熟児]]'''」と呼んだが、未熟児という用語は[[未熟児|早産児]]と[[低出生体重児]]([[出生体重]]が2500g未満の児)のどちらの意味ともとられていた。医療上の問題点は早産児と低出生体重児で異なるため、現在では未熟児という用語は正式には用いられない。
 
== 概要 ==
妊娠22週 - 37週未満の分娩を早産という。[[出産]]の約5%で認められているが34週未満では胎児の予後が不良であることが多い。34週以降では比較的良好であるといわれている。[[前置胎盤]]、[[妊娠高血圧症候群]]、[[常位胎盤早期剥離]]などによって母児救命のために行う人工早産と切迫早産や[[前期破水]]による自然早産が知られている。自然早産の原因は殆どが[[羊膜絨毛膜炎]]である。妊娠22週 - 37週未満で規則的な子宮収縮、少量の性器出血、水様[[帯下]]などを自覚した場合は切迫早産である可能性がある。破水が起こっているかどうかによって対応は大きく異なるが、基本的には入院管理としできるだけ妊娠期間を延長させ、児の発育、成熟を図るようにする。破水をしていて、子宮内感染または胎児ジストレスがある場合は[[帝王切開]]の適応となる。未破水で胎児が安全である場合は安静を保ち、妊娠の継続を行う。そのため子宮収縮抑制薬や[[ウリナスタチン]]などを用いることがある。早産で生まれた子はいわゆる[[未熟児]]となりやすい。
 
==ICD-10==