「兼重元宣」の版間の差分
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| 時代 = [[戦国時代 (日本)|戦国時代]] - [[安土桃山時代]]
| 生誕 = [[永正]]6年（[[1509年]]）
| 死没 = [[天正]]8年（[[1580年]]）<ref name="botsunen">『[[閥閲録]]』巻52「兼重五郎兵衛」と巻138「兼重勘左衛門」に収められている兼重氏の家譜では、いずれも元宣の没年月日を[[天正]]8年[[2月9日 (旧暦)|2月9日]]（[[1580年]][[2月23日]]）としているが、2月9日以降も[[吉川元春]]と書状の遣り取りを行い、天正8年4月14日の吉川元春書状では元宣が病の養生をしている
| 改名 =
| 別名 = [[仮名 (通称)|通称]]：弥三郎
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| 主君 = [[毛利元就]]→[[毛利隆元|隆元]]→[[毛利輝元|輝元]]
| 藩 =
| 氏族 = [[大江氏|大江姓]][[毛利氏]]庶流
| 父母 = 父：[[兼重元鎮]]、母：[[吉川経世]]の娘
| 兄弟 = '''元宣'''、[[兼重長久|長久]]
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}}
'''兼重 元宣'''（かねしげ もとのぶ）は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]から[[安土桃山時代]]にかけての[[武将]]。[[毛利氏]]の家臣。父は[[兼重元鎮]]で、元宣は[[毛利元就]]の従
== 生涯 ==
[[永正]]6年（[[1509年]]）、[[兼重元鎮]]の子として生まれる。幼少の頃より、[[毛利元就]]や[[毛利隆元]]の側近として仕え、後には隆元付きの家臣となる。
天文10年（[[1541年]]）[[10月15日 (旧暦)|10月15日]]に父が死去し
天文20年（[[1551年]]）[[9月11日 (旧暦)|9月11日]]、安芸国[[西条町 (広島県)|西条]]の[[明神山城]]塀際における合戦において、[[下人]]を喪いつつも武功を挙げ、同年[[9月28日 (旧暦)|9月28日]]に元就と隆元の連署の[[感状]]を与えられた。
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永禄5年（[[1562年]]）、元宣は隆元に従って[[出雲国]]へ出陣した。元就と隆元らが出雲国へ出陣している隙を突き、[[豊前国|豊前]]の[[大友宗麟]]が[[尼子義久]]に呼応して、[[立花道雪|戸次鑑連（立花道雪）]]に毛利方の[[松山城 (豊前国)|豊前松山城]]を攻撃させたため、隆元は元就の命を奉じて豊前松山城の後詰となるべく、元宣、[[粟屋元真]]、[[赤川元保]]以下3000の将兵を率いて出雲国赤穴から[[厳島神社]]と[[岩国市|岩国]]を経由して翌永禄6年（[[1563年]]）1月に[[防府市|防府]]へ帰還した。しかし、将軍[[足利義輝]]の調停により毛利氏と大友氏の講和が成立したため、同年[[5月22日 (旧暦)|5月22日]]に元就は元宣へ書状を送り、隆元の出雲到着を急がせている。その後、隆元は[[厳島神社]]や[[吉田郡山城]]へ立ち寄りながら国衆や家中衆が参陣するのを待っていたが、出雲出陣直前の[[8月3日 (旧暦)|8月3日]]晩に[[和智誠春]]の饗応を受けた直後に激しい腹痛を起こし翌朝に急死した。隆元の急死に元宣ら群臣は大いに悲嘆した。
[[永禄]]8年（[[1565年]]）[[4月14日 (旧暦)|4月14日]]、[[毛利輝元]]より[[左衛門尉]]の[[官途]]を与えられたが、[[永禄]]11年（[[1568年]]）[[3月6日 (旧暦)|3月6日]]、嫡子の[[兼重元続|元続]]に所領や代官職を譲る。[[天正]]5年（[[1577年]]）[[12月30日 (旧暦)|12月30日]]には[[下総国|下総]][[国司|守]]の[[受領名]]を輝元より与えられた。
天正8年（[[1580年]]）に死去<ref name="botsunen"></ref>。享年72。嫡男の[[兼重元続|元続]]が後を継いだ。
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{{DEFAULTSORT:かねしけ もとのふ}}
[[Category:兼重氏|もとのふ]]▼
[[Category:戦国武将]]
[[Category:安芸国の人物]]
[[Category:1509年生]]
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