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'''ブランドン・リオス'''('''Brandon Rios'''、[[1986年]][[4月29日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[男性]][[プロボクサー]]。[[テキサス州]][[ラボック (テキサス州)|ラボック]]出身。元[[世界ボクシング協会|WBA]]世界[[ライト級]]王者。トレーナーは元[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[スーパーフェザー級]]王者[[ロベルト・ガルシア]]。[[エディー・ハーン (プロモーター)|エディー・ハーン]]のマッチルーム・スポーツ所属。世界タイトルマッチで2度[[体重超過]]をしている。
 
== 来歴 ==
父親は[[屠畜場]]で働いておりリオスは生き方について大きな影響を受けたと語っている<ref name="Rioslife" >[http://www.latimes.com/sports/la-sp-boxing-rios-pacquiao-20131120,0,2104150.story#axzz2l5yH8GeY Brandon Rios won't back down against Manny Pacquiao] Los Angeles Times 2013年11月19日</ref>。リオスは若いころ非常に荒れており、高校を喧嘩で退学、喧嘩、盗み、飲酒で数え切れないほど逮捕されたと自身で語っている<ref name="Rioslife" />。2010年8月に現在の妻と結婚、2人の連れ子を含めて4人の子供がいる。
 
=== アマチュア時代 ===
[[2003年]]、[[ゴールデングローブ|ナショナル・ゴールデン・グローブ]]に出場するが準々決勝で[[ミッキー・ベイ]]に敗退<ref>{{cite web|url= http://amateur-boxing.strefa.pl/Nationalchamps/USGoldenGloves2003.html |title= 76.US National Golden Gloves - Las Vegas - May 26-31 2003 |publisher= Amateur.Boxing.Strefa.pl |date= |accessdate= 2013-12-01}}</ref>。
 
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アマチュアの戦績は230勝35敗。
 
=== プロ時代 ===
2004年7月23日、プロデビュー戦を3回TKO勝ち。以後、1度の引き分けを挟み24連勝。この頃にリオスの当時のガールフレンドにちょっかいをかけてきた男を殴ってしまい、顎を骨折させ、暴行罪で刑務所で3ヶ月を過ごしている<ref name="Rioslife" />。
 
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2010年9月11日、[[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライト級2位の[[アンソニー・ピーターソン]](アメリカ)とWBA世界ライト級王座挑戦権を行い、7回終了時に反則勝ちを収めWBA王座への挑戦権獲得に成功した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2010/09/blog-post_2498.html ダウン応酬 ガンボア判定勝ちで王座統一 A&Fフェザー級] ボクシングニュース「Box-on!」 2010年9月12日</ref>。
 
2010年11月、マニー・パッキャオのトレーナーで[[パーキンソン病]]を患っている[[フレディ・ローチ]]の物真似をして物議を醸した(後日ローチに直接謝罪)
 
[[2011年]]2月26日、[[ラスベガス]]の[[パームス]]内ザ・パールでWBA世界ライト級王者[[ミゲル・アコスタ]]([[ベネズエラ]])に指名挑戦者として挑戦し、合計3度のダウンを奪った末に最後はアコスタ陣営のタオル投入のストップによる10回TKO勝ちを収めて、無敗のまま世界王座奪取に成功した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2011/02/blog-post_7982.html リオス劇的ベルト奪取 WBAライト級] ボクシングニュース「Box-on!」 2011年2月27日</ref>。
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2013年11月23日、[[マカオ]]にある[[ザ・ベネチアン・マカオ]]内[[コタイ・アリーナ]]にて、WBOが新たに設立したWBOインターナショナル[[ウェルター級]]王座を賭け、元世界6階級制覇王者[[マニー・パッキャオ]]と対戦したが終始パッキャオにペースを握られ12回0-3(108-120、109-119、110-118)の大差判定負けを喫した<ref>[http://boxingnews.jp/news/8510/ パッキャオ、リオスに大差判定勝ち] Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月24日</ref>。リオスは「正直言って、パッキャオのパンチ力はほとんど感じなかったな。アルバラードのパンチのほうが強かったよ。パッキャオのスピードとやりにくさにやられちまったな。」と述べた<ref>[http://www.boxingscene.com/brandon-rios-alvarado-stung-me-more-pacquiao--72064 Brandon Rios: Alvarado Stung Me More Than Pacquiao] Boxing Scene.com 2013年11月25日</ref>。試合後のドーピング薬物検査でリオスから興奮剤が検出され出場停止処分が課せられた<ref>[http://sports.yahoo.com/blogs/boxing/brandon-rios-tests-positive-banned-substance-following-loss-002103876--box.html Brandon Rios tests positive for banned substance following loss to Manny Pacquiao] Yahoo.Sports 2013年12月13日</ref>。薬物検査団体のVADAによって通常より厳しいドーピング薬物検査が行われていた。
 
[[2014年]]8月2日、[[ザ・コスモポリタン]]内チェルシー・ボール・ルームで元WBA世界[[ウェルター級]]王者[[ディエゴ・ガブリエル・チャベス]]とウェルター級契約10回戦を行う。しかし荒れた試合展開となり、3回にホールディングでチャベスが減点、5回に[[テイクダウン]]をしたとしてリオスが減点、8回にはリオスの顔に酷くグローブを押し付けたとしてチャベスから2度目の減点、9回にはプロレス技の[[DDT (プロレス技)|DDT]]のような状態で両者がマットへ倒れこみ、ここでの減点は無かったが、それまでにもレフェリーはバッティングやエルボーなどで両者に再三注意を与えていたことで、再び両者がもみ合ったところでチャベスの反則負けを宣言し、すっきりしない終わり方ながらもリオスは9回1分26秒失格勝ちを収め、2連敗の後の再起に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/16254/  リオス不満残る反則勝ち、バルガス初防衛] Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月3日</ref>。試合終了時の採点は、75-74で2者がチャベス、75-74で1者がリオスと1ポイントながらチャベスがリードしていた。なお、入国システムの不調が原因で入国ビザの発給が遅れたことで、アルゼンチンから15時間のフライトを経て試合2日前にようやくチャベスがアメリカ入りをするなど、試合前からドタバタがみられた<ref>{{cite web|url= http://espn.go.com/boxing/story/_/id/11302505/brandon-rios-beats-diego-chaves-welterweight-bout |title= Brandon Rios prevails by DQ |publisher= ESPN.com |date= 2014-08-03 |accessdate= 2014-08-03 }}</ref>。
 
[[2015年]]1月24日、[[コロラド州]][[ブルームフィールド (コロラド州)|ブルームフィールド]]でマイク・アルバラードと3度目の対戦。初回から一方的にパンチを当て続け、3ラウンド終了後にコーナーでアルバラードがリングドクターが示した指の本数を数えられなかった事でレフェリーストップ勝ちを収めた<ref>{{cite web|url= http://www.boxingscene.com/bob-arum-admits-mike-alvarado-nothing-zero--86699 |title= Bob Arum Admits: Mike Alvarado Had Nothing, Zero |publisher= BoxingScene.com |date= 2015-1-25 |accessdate= 2015-01-25 }}</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/22171/ リオスがアルバラードに圧勝、ラミレス判定勝利] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年1月25日</ref>。2月10日、WBOの2015年2月度の月間MVPに選出された<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2015/03/1502-WBO-Ranking-as-of-February-Sheet1.pdf WBO RANKING FEBRUARY 2015] WBO公式サイト 2015年2月10日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/22777/ 小原佳太が4.13登場、3.1韓国興行は中止に] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月15日</ref>。
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* [[世界ボクシング機構|WBO]]ラテンアメリカ[[スーパーライト級]]王座
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
92行目:
 
{{デフォルトソート:りおす ふらんとん}}
 
[[Category:アメリカ合衆国の男子ボクサー]]
[[Category:メキシコ系アメリカ人のボクサー]]