「ギャング」の版間の差分

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コンテナリゼーション以前の時代、高賃金で体力勝負の一方で、多くが日雇いであり[[労働災害]]も多い港湾・船舶の労働現場は、荒くれ者が自分たちの利益を守るために強固な集団を形成していることが多く、また、密輸などの組織的犯罪とも近縁の存在であった。そのため、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[禁酒法]]時代に、暴力的犯罪者集団を特に「ギャング」と呼ぶようになり、以降現代で使われる暴力的犯罪集団の意味が強くなった<ref>{{Cite web|url=http://gogen-allguide.com/ki/gang.html|title=ギャング - 語源由来辞典|accessdate=2018-7-23|publisher=語源由来辞典}}</ref>。
 
その構成員はギャングスター({{Lang|en|gangster}})、ギャングバンガー({{Lang|en|gang banger}})、サグ({{Lang|en|thug}})と呼ばれる。日本の[[ヤクザ]]の構成員も英語で言えばギャングスターである。構成員は大きく分けてウォリアー(戦闘員)と[[ハスラー]]([[麻薬]]の売人、[[売春]]などの元締め)の2つがある。
 
[[イギリス]]では政府の連絡網と[[地域コミュニティ]]の結束力、犯罪者への社会的な報復が徹底しているため組織が成立しづらいが[[リチャードソン (ギャング)|リチャードソン]]や[[クレイ兄弟]]、[[大列車強盗団]]が知られている。