「クロスグリ」の版間の差分

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== 成分 ==
* 果実以外の植物の性質は[[フサスグリ]]にとても似ているが、両者は明確に見分けることができる。クロスグリの葉や茎は、「ネコの[[尿]]」を思わせる強烈な臭いがする。葉芽からこの臭いのする[[精油]]が得られて[[香水]]などにアクセントとして使用されている。この臭いの本体成分[[4-メトキシ-2-メチル-2-ブタンチオール]]、[[4-メルカプト-4-メチル-2-ペンタノン]]、[[3-メルカプト-3-メチルブチルフォルメート]]などが知られてう化合物である。[[ファイル:4-Methoxy-2-methylbutane-2-thiol.svg|thumb|150px|4-メトキシ-2-メチル-2-ブタンチオールの構造式]]
* クロスグリの種子油([[カシスオイル]])は、[[必須脂肪酸]]である[[γ-リノレン酸]] (GLA) を多量に含む。
* マウスでの動物実験では、[[A型インフルエンザウイルス]]に対し抗インフルエンザウイルス作用が示唆される<ref>{{cite journal|和書|date=2008-03|author=野口茜|coauthors=武田俊之・渡辺剛・ほか|title=カシスエキスの抗インフルエンザウイルス作用|journal=信州大学農学部紀要|volume=44|issue=1-2|pages=1-8|url=http://hdl.handle.net/10091/1043|naid=120000823053}}</ref>。