「富沢美智恵」の版間の差分
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== 経歴 ==
[[長野県]][[丸子町]]（現：[[上田市]]）で生まれて、小学4年生の時に家の事情で[[群馬県]][[高崎市]]へ転居する。この頃にはディズニーアニメや『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』『[[宇宙戦艦ヤマト]]』といったアニメにハマリ、キャラクターになったり登場する乗り物に乗るのはどうすべきか考えた結果、声を吹き込むことでなりきれたり命を与えることができる声優を意識し始める<ref name="kobi28">女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 輝く「人」たちの魅力的な「仕事」が全部わかる 28ページ Worker's Committee 広美出版事業部 ISBN 9784877470036</ref>。だが当時は声優がクローズアップされていないことや有名劇団は東京にあるためそこに入団するわけにもいかなかった<ref name="kobi28" />。親も強く反対、高校を出るまではやるべきことをきちんしてから東京に行くと決心した<ref name="kobi29">女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 29ページ</ref>。小学生時代から文武両道で[[群馬県立高崎商業高等学校]]時代にはバスケットボール部に所属、NHKの通信教育で声優の勉強をする<ref name="kobi29" /><ref name="am84-8">「PEOPLE」『[[アニメージュ]]』1984年8月号、徳間書店、pp.134-135．</ref>。進路を決める時期になるとバスケ部の主力であった自分に大学推薦や大手企業の推薦、実業団からの勧誘があった<ref name="kobi30">女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 30ページ</ref>。特に実業団からの強い誘いがあり、実業団監督らと話し合い、親と校長は入部派で心が揺らいだが監督から「声が特に大きく明るいあなたのようなムード―メーカーがマネージャーとしてほしい」と言われ、選手として誘われているわけではなかったと知り、断った<ref name="kobi30" />。
高校卒業後は両親を説得して25歳までに芽が出なったら帰ってくると約束して上京<ref name="kobi31">女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 31ページ</ref>、四畳一間のオンボロアパートに住み込み[[アルバイト]]をしながら、[[東京俳優生活協同組合|東京俳優生活協同組合（俳協）]]のオーディションに合格して養成所入所から半年でNHK教育テレビ『[[うちのひと がっこうのひと]]』のオーディションに合格し、声優になることに反対していた両親は短期間で結果を出した娘を手のひらを反して大喜びした<ref name="kobi31" />。俳協に入って始めの頃は[[日本放送協会|NHK]]で[[1983年]]から[[1984年]]に放送された[[朝の連続テレビ小説]]『[[おしん]]』に10回ほど出演<ref name="am84-8" /> するなど顔出しの仕事が多く、声優を目指していたのにそういったことをやっているのが不安で当時は太っていて出演に抵抗があり、演技も自分がしたいものにまでたどり着けずに叩かれてデビュー早々やめようかとも苦悩、声優の道に軌道修正を図るが<ref>女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 32ページ</ref>、その頃、[[真田広之]]のファンで[[志穂美悦子]]のアクションに惹かれて胸を張れるスポーツで鍛えた体でアクション女優も目指してブームだったジャパンアクションクラブ（現：[[ジャパンアクションエンタープライズ]]、以後JAC）の養成所1期生として入所<ref name="animedia86-07">「ホット!!ザ・ボイス 思い出します私の5年前!!」『アニメディア』1986年7月号、学習研究社、p.133．</ref><ref name="kobi33">女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 33ページ</ref>、JACでは志穂美に次ぐ年長（22歳）で既に女優としてキャリアをスタートさせていたため芝居やダンスといった基礎や体も鍛えていた自分が[[千葉真一]]に目をとまって特待生になった<ref name="kobi33" />。
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