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個人・企業・各種団体の民間国際交流、あるいは[[姉妹都市]]交流を通じて、[[日本庭園]]が造られたり、街路樹として桜並木が造られたり、公園内に桜並木が造られたりし、花見および日本文化祭が始まる例も見られる。[[アメリカ合衆国]]の首都[[ワシントンD.C.]]の[[ポトマック川|ポトマック河畔]]には、[[1912年]]に[[東京市]]から寄贈された桜が植えられており、[[全米桜祭り]]が毎年行われている。同祭ではパレードやステージショーも開催され、アメリカ最大の日本文化祭となっている。[[ニューヨーク]]の{{仮リンク|ブルックリン植物園|en|Brooklyn Botanic Garden}}園内のサクラの遊歩道も[[第一次世界大戦]]後に日本から贈られ、現在は桜祭りが開催されている。アメリカでは他に、[[ジョージア州]][[メイコン (ジョージア州)|メイコン]]では多数の桜が植えられており、「世界の桜の都」を自称しており、「国際桜祭り」が開かれる。[[ハワイ州]]では大規模な桜並木はなく、[[ハワイ島]][[ワイメア (ハワイ島)|ワイメア]]で「ワイメア桜伝統祭り」([[:en:Waimea, Hawaii County, Hawaii#Festivals|Waimea Cherry Blossom Herirage Festival]])が2月初旬に開かれる。
 
北欧では、[[フィンランド]]の首都[[ヘルシンキ]]の{{仮リンク|サクラ公園|fi|Kirsikkapuisto (Helsinki)}}は2007年に造られたばかりだが、既に花見と日本文化祭が開催されている。[[スエーデン]]の[[ストックホルム]]の王立公園([[:en:Royal National City Park|Royal National City Park]])にも、日本から寄贈を受けた桜が多数植えられていて、桜祭りも行われる。[[デンマーク]]・[[コペンハーゲン]]の[[人魚姫の像]]がある埠頭近くのランゲリニエ公園([[:en:Langelinie#Langelinie Park|Langelinie Park]])では、広島の[[アンデルセン (製パン)|アンデルセン]]が寄贈した多数の桜があり、桜祭りが行われる。<ref>『[[家庭画報]]』2019年2月号の写真記事</ref>
 
[[ブラジル]]では[[日系人]][[移民]]がサクラの植樹をする例が見られ、特に[[サンパウロ]]のカルモ公園には約4000本のサクラがある。[[南半球]]にある同市では8月初旬の見頃の時期に合わせてさくら祭りが開催されており、多くの人々が集まる。なお、同じ日本文化である「[[七夕]]祭り」の時期でもあるため、七夕の「短冊」が満開の桜の枝にくくりつけられるという独特の風習も生まれている。