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深圳市は[[香港]]の[[新界]]と接し、[[経済特区]]に指定されている。[[北京市]]、[[上海市]]、[[広州市]]と共に、中国本土の4大都市と称される「北上広深」の一つであり、「一線都市」に分類されている<ref>[http://www.recordchina.co.jp/b134625-s0-c30.html 中国の「新一線都市」、[[蘇州]]と[[寧波]]が仲間入り―中国紙] レコードチャイナ 2017年6月16日閲覧。</ref>。中国屈指の[[世界都市]]であり、[[金融センター]]としても重要な機能を果たしている。[[2010年]]の近郊を含む[[世界の都市的地域の人口順位|都市的地域の人口]]は1,447万人であり、世界第15位である<ref>[http://www.demographia.com/db-worldua.pdf Demographia: World Urban Areas & Population Projections]</ref>。アメリカの[[シンクタンク]]が[[2017年]]に発表した総合的な[[世界都市#世界都市指数|世界都市ランキング]]において、世界80位の都市と評価された<ref>[https://www.atkearney.com/documents/10192/12610750/Global+Cities+2017+-+Leaders+in+a+World+of+Disruptive+Innovation.pdf/c00b71dd-18ab-4d6b-8ae6-526e380d6cc4 Global Cities 2017] AT Kearney 2017年公表 2017年8月4日閲覧。</ref>。中国本土では[[北京市]]、[[上海市]]に次ぐ3位である。
住民構成の特徴としては移民都市であることがあげられる。元来は[[宝安県]]として一集落に過ぎなかったものが、改革開放経済の過程で外部より労働人口が流入して都市が形成され、[[広東省]]でありながら[[広東語]]が使われる比率が極めて低い地域となっている。また深圳市には政府主導で新興事業発展のためのインフラが整えられていることから、[[シリコンバレー]]の[[ハードウェア]]スタートアップ
元来の地元民はおもに農業・漁業に従事する。地元民は香港の[[新界]]地域と同じく、大きく[[客家語]]を話す[[客家]]と[[広東語]]を話す[[囲頭人]]の2つのグループに分ける。客家は主に北東部の[[竜崗区]]と[[宝安区]]の東部、[[福田区]]の北部、[[南山区]]の北部などの丘陵区域に分布し、囲頭人は主に[[羅湖区]]、[[福田区]]の中南部、[[南山区]]の中南部、[[宝安区]]の中西部などの平原地域に居住する<ref>{{cite news |author=|url=http://www.sznews.com/n/ca393220.htm |title=深圳客家文化的历史追问|work=深圳新闻网|date=2003-06-22|accessdate=2011-10-25}}</ref><ref>{{cite news |author=国际在线|url=http://gb.cri.cn/1321/2005/08/15/157@660580.htm |title=深圳客家人的来历和客家民居|work=中央人民广播电台|date=2011-06-13|accessdate=2011-10-25}}</ref>。
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== 経済 ==
[[File:SZ 深圳 Shenzhen 福田 Futian 福華三路 Fuhua 3rd Road night October 2017 IX1 Four Seasons Hotel 國際商會中心.jpg|thumb|250px|深圳市中心部の夜景]]
深センの特徴は、経済特区という地の利を活かした中国のハイテク企業の本社所在地としての役割にある。[[華為技術|ファーウェイ]]、[[テンセント]]、[[比亜迪|BYD]]、[[ZTE]]、[[DJI (会社)|DJI]]、[[OnePlus]]など、著名な中国企業が本社を構える。また、
*[[1980年]]に経済特区に指定されて以来、莫大な外国投資を誘致し、[[製造業]]が発達しているが、近年は情報通信産業やサービス業も急速に発展している。
*1990年には[[深セン証券取引所|深圳証券取引所]]が設置され、[[上海証券取引所]]とともに外国人が投資できる株式(B株)を扱う。
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