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== 落語における見台 ==
落語でも見台が用いられることがあるが、これは[[上方落語]]に限る。上方落語では膝隠しとよばれる小さな[[衝立]]の裏に[[机]]状のものを置く場合がある<ref name=kami>[http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc20/geino/rakugo/rakugo.html 日本芸術文化振興会「江戸落語と上方落語」]</ref>。これを見台とよぶが、本を乗せるのではなく[[張扇]]や[[拍子木]]で叩いて、音をだすために用いる<ref name=kami/>。[[講談]]ではこの役割をする台を「'''釈台'''」というが、かつては見台ともよんでいたようである。[[江戸落語]]では通常見台を用いないが<ref>ただし、江戸落語の噺家が膝を痛めた際に怪我や病気などの理由で足を崩すのを隠すために使われる事はあり、事故で左脚を切断したことで正座ができなくなった[[三遊亭金馬 (3代目)|3代目三遊亭金馬]]、膝を痛めた時の[[立川談志]]や正座が、腸閉塞から復帰直後の[[桂歌丸]]、高齢きな膝を悪なった[[三遊亭金馬 (34代目)|34代目 三遊亭金馬]]などが釈台を見台のようにして使っていたことがある。</ref>、これは辻噺・[[大道芸]]としてうまれた上方落語に対し、江戸落語が座敷噺・屋内芸能として発展したきたという歴史の相違によるものと説明されることが多い<ref name=kami/>。
 
== 仏具 ==