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*初期の作品のオープニングで使用されていた[[無残絵]]は、[[月岡芳年]]・[[落合芳幾]]の競作による英名二十八衆句である<ref name=kanzen75/>。
*脚本段階の準備稿から決定稿の段階<ref>山田誠二『必殺シリーズ完全百科』p78-90</ref>、決定稿からも現場で話し合いが行われて演出が変更されることが珍しくなかった<ref>山田誠二『必殺シリーズ完全百科』p55</ref>。このためスケジュールが逼迫し、他の時代劇のテレビシリーズと違い作品のストックにも余裕がなく、時には放送日にフィルム納品が間に合わないという事態に陥った事もある([[必殺仕事人V・旋風編#逸話]]を参照)。
*『必殺からくり人』から『必殺剣劇人』まで、初回放送時はオープニング・ナレーションの前に「必殺シリーズ」のクレジットが挿入されていた。背景の映像はそれまでの作品の本編映像を基に朝日放送が独自に作ったものであるため、松竹には映像が残されておらず、再放送では使われていない<ref>『必殺シリーズ オリジナル・サウンドトラック全周8 必殺からくり人/必殺からくり人・血風編』(1996年、キングレコード)の楽曲解説より。</ref>。朝日放送も映像を保存していないため、DVD化の際には新たに再現したものが収録された。
*本放送・再放送・各ソフトにおいて、BGMや演出が異なっているケースが多々あり、「なぜ異なっているのか」という原因がはっきりしていない箇所もある<ref>山田誠二『必殺シリーズ完全百科』p119-122</ref>
* 一般に必殺シリーズは必殺仕事人シリーズと同一視され、『必殺仕事人』が必殺シリーズそのものの代名詞のように使われる傾向があるが、あくまで必殺仕事人(および仕事人シリーズ)は、必殺シリーズの一部に過ぎない。また、『必殺'''!'''仕事人』のように紹介されることがあるが<ref>[[柳田理科雄]]著『[[空想科学読本]]3』</ref>、必殺のあとに感嘆符が付くのは映画のみである。